作品レビュー(184件)
- jan********
5.0点
緻密な映像の素晴らしさ。コミカルかつ繊細な展開。好き嫌いや日本が馬鹿にされているという意見もあるかも知れませんが、個人的は最高でした。 声優陣も豪華です。キャラクターもどれも個性的で魅力的でした。 和名の犬があまり出て来ず、唯一ナツメグって言うのは何でなんだろう。 多分この映像が気にいるかどうかで評価が決まってしまいそうですね。
- tks********
2.0点
この映画に出てくる市長の声を担当している野村訓一のファンなので、観てみました。この知的な世界観を分からないとダメという声も聞こえてきますが、残念ながら上映時間の半分くらい寝てしまいました。 (その日はハーフマラソンを走った後で非常に疲れていたせいだと思いたいです)
- joz********
4.0点
変な映画である。 何を伝えようとしているのか、子供向けか大人向けか、サッパリ分からない。 たいそう面白かった、【グランド・ブダペスト・ホテル】のウェス・アンダーソン監督である。 こちらはストップモーションアニメで、やたら手間がかかっている。 【グランド・ブダペスト・ホテル】は人間が演じていたが、ストップモーション的な映画だったので、作風は同じ。 前作も何を伝える映画かと聞かれると、サッパリ分からないと答えるしかない。 ただ、面白い映画であることは間違いない。 映画なんて面白ければイイのだと気付くのも良い。 ただし、【ライフ・アクアティック】はツマラン映画だった。 日本が舞台である。 ステレオ的な日本観を隠そうともしていない。 日本を侮辱しているとの意見もあるようだが、ぼくは逆に日本への深い愛を感じる。
- igx********
1.0点
ネタバレ盛大な日本アンチ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - 名無しの権兵衛
4.0点
面白かった
- bra********
4.0点
分かりやすく単純な作品を求めるなら、つまらないと感じるかもしれませんが、独特で面白い世界観だと思いました。内容も結構深くて自分は好きな作品です。ビスケットを差し出すシーンはホロっとしました。
- min********
3.0点
グランドブダペストホテル同様、ハマるほどではないけど、じわっとまた観たくなる感じ。シュール。少年が純粋でかわいかった、聞こえにくかったけど。犬達の会話も良かった。結構な有名人が声優やっていたんですね。ファンタスティックMR.フォックスでは全然ハマらなかったけど、それを観ていたおかげで、監督の作品のノリが分かっていたし、その上で観た方が楽しめるかも。いきなりだったら、もっと評価低かったかな。とにかくシュールなので。
- t_y********
5.0点
ネタバレ日本
このレビューにはネタバレが含まれています。 - rrr********
1.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yuc********
1.0点
まず絵がきもい。犬も人も動きもきもい。そんでもって話がつまらない。我慢して途中まで流してたけど時間の無駄で見るのやめた。子供(中学生)も意味不明と言ってた。
- rai********
3.0点
近未来日本の「メガ崎市」を舞台に、犬嫌いの市長が犬に病気をはやらせて島に幽閉し、殲滅しようとする。市長の養子アタリは、自分のボディーガードをしてくれたSpotsという犬を探しに島に向かうというあらすじ。 和太鼓のリズムに合わせて独特の間合いがとられながら話が進んでいく。 お色気な声は例によってスカーレット・ヨハンソン。 ちょっと独特の雰囲気で、人間と犬との共存の仕方を含めて、必ずしも見終わってスッキリするわけではない。けれど実験的なことをやっているのは評価されるべきだし、日本人にとっては色んなディテールが楽しめるのは間違いない。愛犬家の方にも感想を聞いてみたい。
- air********
5.0点
ネタバレ日本文化への賛歌だけでなく
このレビューにはネタバレが含まれています。 - 加藤憲一郎
4.0点
全体的に世界観は現代日本を風刺していて、ビジュアル的にもメッセージ的にも良かったのですが、安倍総理を揶揄している様なところが個人的に少し不愉快でした。
- mem********
3.0点
好みが分かれる映画だと思う。何ともアンビバレントというかアンバランスというか不思議なテイストの映画。でもきっとそこがいいのだろう。 絵がとても繊細で犬の表情や細かい動作の描写はこれでもかというくらい緻密で素晴らしいのに、時として戯画的だったりマンガ的だったりムラが激しい。それが故意なのか手抜きなのか面倒になったのか(笑)わからない。 ゴールドの瞳の小林君は小林だというだけで黒い瞳の必要はないが妙にシュールだ。 どんな点にもこの監督のこだわりと意味があるに違いないと思わせてしまう芸術的な魅力はあるが、ただそれだけで最後まで見続けたいと思うほどの魅力的な映画とは思えなかった。でも嫌いではないし不思議な作品だ。犬の絵は非常に魅力的で犬の表情だけはずっと見ていたいし動きも可愛い。ディズニー制作の犬ばかり見慣れた我々にとっては新鮮でもある。それに反して人間たちの魅力のない顔はとても残念だ。 こんなマニアックな映画がちゃんと劇場で上映されたというのは喜ばしいことだ。 新しい時代を感じる。
- FM TOWNS
4.0点
初めはアニメーションと色づかいの目新しさに目が行くが、 途中で展開に意味不明感を感じつつ、気がついたら最後まで走り切った映画。 舞台が日本なので、チョコチョコってか、イロイロと日本オマージュ&パロディが 入ってくるので、そういうのが嫌いじゃない人は楽しめるが、 そんなに…ってひとだと途中で飽きる部分もある。 自分はオマケで★4だったので…
- yab********
5.0点
僕はウェス・アンダーソン監督の大ファンである。『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』で、その天才一家の奇想天外な発想に打ちのめされ、『ライフ・アクアティック』で、その奇抜な航海アドベンチャーに度肝を抜かれ、『ダージリン急行』の大人になり切れない3兄弟に共感を覚え、『グランド・ブダペスト・ホテル』のヨーロッパ中を駆け巡るドタバタ劇に手に汗握り、いつもワクワクしながら彼の作品に魅入ったものだ。 一見子供じみた発想なのだが、人間の普遍的なロマンが伝わってきて、ハイな気持ちになるのである。 そして今度は、いきなりの犬のアニメファンタジーである。この人の思い描く世界には、限界という2文字はないのだろう。 今回驚いたのが、彼が日本映画やアニメの大ファンだということだ。 彼が影響を受けた日本人は、黒澤明、宮崎駿、大友克洋、北斎、広重の絵画等々。うーん、彼の意外な一面を垣間見た。そして確かに黒澤明的7人の侍のモチーフ、宮崎駿風ファンタジー、大友克洋的キャラクター等が融合した作品に仕上がっていると実感した。 彼はインタビューで、「僕が作りたい映画というのは、映画を観た人を、どこか興味をそそらせる非現実的な世界へ連れ出してあげるもの。例えそれが恐ろしい場所であったとしてもね。そして同時に誰かの人生に何か価値のあるものを届けてあげるものです」と言っている。まさに、僕が彼の作品において常日頃感じていることを端的に語ってくれた。 僕は日本通の彼を知って、今回彼との距離感が一気に縮まった感覚に陥った。 そして、本作の声の出演の俳優陣が、ビル・マーレイ、エドワード・ノートン、ティルダ・スィントン、フランシス・マクドーマンド、スカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグと僕のお気に入りの俳優陣で占められていることに、言い知れぬ興奮を覚えた。 魚を包丁でおろして寿司にしていくシーンは、日本通の彼の演出の最大の見せ場と言っていいだろう。
- fg9********
4.0点
…ウェス・アンダーソンは好きな監督なので、愉しみに観てみる。 …あらすじは、横着をして解説の次のとおりだけでイイだろう。 『近未来の日本で、伝染病の犬インフルエンザが大流行し、犬たちは「犬ヶ島」に隔離される。 12歳の少年アタリは、捕らわれた愛犬スポッツを捜すため、メガ崎市からたった一人で小型飛行機を操縦し犬ヶ島へと降り立つ。 島で出会った5匹の犬とアタリは、心の距離を少しずつ縮めていき……。』 ストップモーションアニメへの拘りと色使いのセンスの良さは、ウェス・アンダーソン監督ならではだったな。 よくもまぁ、ここまで作り上げたもんだと感心すること仕切だった。 和太鼓を叩くモーションはピタッと音楽に合致しているし、魚を捌くシーンはリアルそのものだったな。 ストーリー的には王道路線そのもので、特筆すべきものはなかったが、監督の日本に対するリスペクト感はヒシヒシと感じられて仄々とした。 後で調べてみたら、随分と声優人は豪華だったんだな。 ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントン、フランシス・マクドーマンド、野村訓市、スカーレット・ヨハンソン、、ヨーコ・オノ、野田洋次郎、夏木マリ、渡辺謙、コーユー・ランキン等だそうだが、1人も聞き分けられんかったな。 で、コーユー・ランキンとかいう少年がアタリ役をやっていたのだが、アクセントとかはイイものの、なんか棒読みで声量も乏しいので聞き取れず、あんまりフレッシュさも感じられんかったな。 日本語で喋る個所も全部字幕を入れて欲しかったかな。 登場するワンコたちは、毛並みから眼の表情に至るまでリアルで魅力的だったが、ワンコ好きのオラッチとしては、柴犬とか秋田犬とかの日本犬がいないのは片手落ちのような気もしたっけな。 そんな若干の不満点はありながらも、ウェス・アンダーソン監督ならではのマニアックな芸の細かい演出は随所に見られ、先にも書いたが日本に対するリスペクト感も嬉しく、十分に見応えのある3.6点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:3277件、2019年度107作品目)
- やふみ
3.0点
夢に出てきそうな独特な世界観! 確かに舞台は日本なのに、日本人には描けない日本って感じが興味深く面白かった。 でもこれ、映画というよりクリエイター作品という感じ。作風にハマるかはまらないかで評価が分かれそう。
- MASA
4.0点
この映画には日本に対する尊敬があると同時に、日本の混沌とした文化や社会風刺、ブラックユーモアが込められていて面白い。 細部にまで作り込まれた世界観に圧倒されたし、登場する日本人とボソボソ喋る感じが妙にリアルで良い。 ストップモーションアニメーションならではのアナログ感や時間的な間が、独特な空気を生み、それが珍妙な世界観と合っていた。 ハマる人にはハマり、ハマらない人にはハマらない、人を選ぶ映画ですね。
- Cakewalk
2.0点
とはいえ、ストーリーはそんなに面白いと思えなかった。 主役のユーユー君の声当てもちょっと気になっちゃったな… 寿司職人が魚をさばく映像は良かった。 おもてなし基礎英語で最近覚えたIn other wordsってフレーズを今作でも使われてて拾えたのはちょっと嬉しかったな。