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ブリムストーン
2018年1月6日公開

ブリムストーン

BRIMSTONE

R15+1482018年1月6日公開

fre********

4.0

ネタバレ・・・

脳みそがゼリーで出来ているぼくにとっては、この映画の構造は難しかった。 全4章から成る映画で、その時間軸は3章→2章→1章→4章。このことを踏まえて観ていただくと、もっと面白く感じられると思う。ぼくは起こっていることを理解するのに時間がかかって、うまく内容を楽しめる余裕がなかった。というか途中で映画レビューサイトを観て、あらすじを理解してようやく内容が頭に入ってきた。 で。1章の初めから、なんだかよくわからない不安感がずっとこびりつく。この不安感はラストまで、この映画の隅にずっと見えている。観ているこっちとしては幸せになって欲しいとは思うけど、あーそれ無理なんだろうな、って諦めの感じ。全然毛色も展開もラストも違うけど、『ミスト』を観ているようだった。絶望!絶望!終わりのない絶望! (まあ、これ以上の負の連鎖はきっと起こりえないだろうから、そういった意味では『ミスト』より後味はいいかもしれない。美談のように語られるのはいただけないけど。) んー、なんだろう。面白い映画ではない。感動して泣くこともない。「良かった」と言える映画だけど、この映画に対して適切な一言が思いつかない。 章立てがされていることもあって、なんだか小説のような映画に感じた。図書館で知らない著者の物語の本を手に取って、なんとなく1時間で読み切ってしまって「あー、なるほどなー、おもしろかったなー」くらいの映画。決して悪くはないけど、その著者の別の本を読みたい! とは思わない。 4章がラストの一番の盛り上がりなはずなんだけど、そこに強い魅力を感じられなかったんだ。2章が一番好き。いろいろ翻弄されながら、それでも生きていく、そんな女の強さが一番色濃く出て楽しめたのは2章かな。

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