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ブリムストーン
2018年1月6日公開

ブリムストーン

BRIMSTONE

R15+1482018年1月6日公開

北鎌倉

4.0

ロリ鬼父の実娘のあそこを求めて幾千里

4章だての快作。1章目はとてもつまらん。ここで折れたらこの傑作映画がわからない。2章目の娼館の物語はAVのような世界が展開し、第3章でロリコンエロ父(神父)による実娘への求婚がはじまると、さあ大変。オランダ系アメリカ人はこんなやつらが多いのを実感。ムーア監督によれば、トランプ大統領は娘のイヴァンカと「やりたい」と周囲に語っていたというし。つまりこのピューリタン映画はアメリカの典型な家庭を描いたホームドラマなのだ。 最初の語りはダコタ・ファニング演じる主人公の娘が成人したときのもの。それが最後に母の霊を感じて森を見上げるのはGOOD。入水自殺をした彼女の気持ちが、トランプ、じゃなく彼女の鬼父に抵抗してきた、強い彼女の存在を死しても印象づける。 しかし通りすがりのキット・ハリントン演じる青年泥棒は簡単に鬼父にやられすぎだ。首吊り殺害の剛腕があるのだから、変ね。 いくつかマイナスして星4つながら、よくできたいい映画。ダコタの新境地、ガイ・ピアース怪演傑作のひとつ。長い夜に、酒を飲みながら観るのに最適。

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