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ブリムストーン
2018年1月6日公開

ブリムストーン

BRIMSTONE

R15+1482018年1月6日公開

p41********

3.0

覚悟を持って観ましたが

結果、私的にはトリアー映画ほど不快感はなかったです。 女性蔑視であった時代背景とそれに抗い戦い続けた女性像というテーマにブレはなく、ラスト娘を守り、鬼畜父を倒しているので救いが全く無いわけではなかった。 沈みながら、戦い抜いた達成感と何者にも屈さない満ち足りた笑顔だったと捉えました。 母親を対照的なキャラにしているのも効いています。言いなりなだけでなく、娘を狙っている夫に気付きながら自害してしまう弱さ。 改めてこの時代に女性として生まれたらどれだけ過酷だろうと思う。ましてや娘なんて生んだら悲観してしまうかもしれない。 もう一つ、重要なテーマはキリスト教。 おそらく皮肉を含んだ作り手の意図。 信仰の捉え方の怖さや身勝手さ、倫理観なしの行動は鬼畜そのもの。この描写が許せない=低評価の方は多いのかなと。 ダコタちゃんですが、すっかり成長した姿は細身のケイトウィンスレット似、表情だけで流石の演技力でした。 一方、ガイ・ピアースについては正直、変態ストーカー牧師の雰囲気を醸し出しているかと言えばそうでもなかったです。 演技力どうこういうつもりはありませんが、こんなヤバイキャラにハマる俳優なんてそうはいないかも。 韓流でさらにエゲツなくリメイクするなら、オールドボーイのミンシクなら適役じゃないでしょうか? 隣国で実際にいたカルト集団、信者の子の少女ばかりを神の御加護とか称して犯していた教祖を思い出し、どこぞの国で実娘を監禁して、何人も子供生ませたっていうのも思い出した。 いつの時代もどこの国にも、変質者には「去勢」という刑罰を与えてほしいと心の底から思う。

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