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パンとバスと2度目のハツコイ (2017)

監督
今泉力哉
  • みたいムービー 239
  • みたログ 495

3.46 / 評価:304件

体温の低そうな女子のこじれた恋愛

  • hogazanmai さん
  • 2018年2月21日 0時09分
  • 閲覧数 2585
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

予告編で「どうしたらいいんだー」って叫ぶシーンがあって、深川麻衣のその言い方にちょっと?を感じつつも、なにか気になってどうしても観たくなった。

結論からいうと、思いのほか良い作品だった。
不思議なタッチ、ニュアンスの恋愛映画である。単なるモヤキュンでは無い。
主人公の市井ふみはとても体温の低そうな女子で、独自の恋愛観、結婚観は変だけど面白い。見ているうちに、最後までその考えを貫いて決して普通の体温の女には戻らないでくれって思った。
早朝の紺色の空の下、結末は何ともはっきりとはしないものであったが、それはどうでも良いことのような気がする。

全編、静かに淡々と展開していく。ゆったりとしたストーリーの流れの中にそう多くはないセリフがとても意味深で、独特の間の取り方と相まって会話だけみても結構刺さるものがある。
恋人からプロポーズされた時の会話。妹や元同級生との何気ない会話。そして再会した初恋の相手との会話。シュールでいて実は超リアル。微妙な間。それが今泉監督流なのだろう。
観終わった後の余韻の中で、もう一度その会話の面白さを味わってみたいと感じた。
一般受けはしなくともハマル人にはハマルかけがえのない作品になるだろう。

共演の山下健二郎の他、伊藤沙莉と志田彩良がそれぞれ個性的なキャラクターで作品にふくらみを与えていました。
映画初出演にして主演の深川麻衣。乃木坂を卒業して女優としてはまだまだこれからだけど、十分ひとりでもやっていけると感じさせてくれました。次の作品も早く観たい。

詳細評価

物語
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