2018年1月13日公開

はじめてのおもてなし

WILLKOMMEN BEI DEN HARTMANNS/WELCOME TO GERMANY

1162018年1月13日公開
はじめてのおもてなし
3.8

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(37件)


  • 伊佐山部長

    5.0

    ボランティア任せでも、マスコミ任せでも、政治家任せでもなく、

    映画「はじめてのおもてなし」を見ました。 ドイツ・ミュンヘンに住む中流家庭の人たちが、ナイジェリア難民の青年のホスト・ファミリーになる話です。 ホームドラマ仕立ての、あまり深刻にならずに楽しめる映画でした。 「難民映画」と言うと・・・・、 おもわず目をそむけたくなるほど悲惨だったり・・・・、 マジメ人間や正義漢ばかりがゾロゾロ出て来る映画だったり・・・・、 といったイメージがありますが、 映画「はじめてのおもてなし」に出て来るのは、どこにでもいる、ごく普通の人たちばかりです。 もちろん、自分の家で難民を受け入れようと思い立つくらいですから、愛にあふれた、善良な人たちには違いありませんが、そういう人たちだって、なにも四六時中、難しい顔をして難民の事ばかり考えているワケではありません。 頭の中を占めているのは、夫婦・親子関係の不仲だったり、仕事が忙しすぎて家族と疎遠になる事だったり、将来への不安だったり、愛に飢えている事だったり、老いた自分への苛立ちだったりします。 一方、難民グループの中にも、良い人もいれば、問題児もいます。 つらい過去の経験は、人に問われても語ろうとしない難民もいます。 心痛む記憶にはフタをしてでも、兎に角、前に進まなければならない。生きて行かなければならないからです。 ここら辺も、人間だったら誰にでもありそうな話です。 つまり、難民問題の捉え方が、ものすごくカジュアルなんです。 このドイツ映画は2016年11月に公開されたとのことです。 ドイツでは、難民問題は時事問題でも社会問題でもない、もっと身近なものになっているのではないでしょうか。 「ボランティア任せでも、マスコミ任せでも、政治家任せでもなく、難民問題を自分たちの日常生活の中に置いて考えてみようよ」というのが、この作品のモチーフなのかもしれないと思いました。 難民問題は年を追うごとに深刻化しつつあります。 こういう時にこそ、私たちには笑いが必要なんだと思いました。

  • shi********

    3.0

    面白いです。

    難民問題だけでなく、夫婦間、家族間、親子間の問題、人種問題や子供に対する教育問題、仕事や美容医療に対する価値観などなどあらゆるテーマについて、「これ、どうなの?」って、笑いながら考えさせられる感じが良い。 肩肘張らずに気軽に笑えるし、いろんなことに優しさを持つことが出来そうな作品。

  • yok********

    5.0

    とても面白かったです

    ブラックジョークを絡めながら、移民差別問題を軸に夫婦の問題、 親子の問題など普遍的な問題をほのぼのとした展開で見せてくれる作品です。 偽善的ではなく、押しつけがましさもない、良作でした。

  • oce********

    3.0

    難民の受け入れ

    裕福なハートマン一家だが、その実は問題だらけの一家。 そこで兼ねてより考えていた難民のディアロを受け入れることに。 問題がある家に難民を受け入れるのだから、更なる問題になるのは必然。 とはいえやってくるディアロはそれほどの戸惑いはなし。 むしろどうやって家族に溶け込んでいくのか。 次第にディアロがテロリストだと間違われたり、夫婦間の仲が悪くなったりと混乱が。 これはドイツの映画だが、形を変えればどこの国でも通じるような家族ドラマ。 ラストは分かっているけどほっこりする。

  • dkf********

    3.0

    笑いのパンチ力が足りない社会派コメディ

    珍しやドイツ産の社会派コメディ。こういう人種問題をコミカルに斬る題材はフランス映画の得意とするところだが、昔から移民国家として成り立っているフランスとは違い、国策で近年移民を大量に受け入れているドイツとの世情の差をそのまま感じさせる脚本が興味深い。 移民との共生よりも排斥が先に立つのはドイツのお国柄なのか、ネオナチだ原理主義者だとキナ臭いセリフが飛び交うが、なによりこの作品が年間興行成績一位になるドイツ国民の意識の高さはさすがEUの優等生だと思う。(日本では毎年アニメ映画だからなあ…) 家族コメディとしても及第点で、全体的には重すぎず、説教くさ過ぎず程よいバランスで見やすいのは好印象だ。 反面コメディと言うには笑いのパンチが弱いのとあれこれ詰め込みすぎて脚本にぎこちなさを感じるところがやや難点という感想だ。娘と孫が良いキャラクターだったので、もっと家族コメディとしての比重を増やした方が面白かったかもしれない。 まあ、それなりのクオリティは保証されている良作であるのは間違いないかな。

  • oir********

    4.0

    ドイツの抱える移民問題をポップコメディ化

    総体的にこちらの気分が朗らかになると共に、上手くコメディオブラートに包んではいるが移民問題の深刻さをそこはかとなく伝えてくれた優良娯楽作。 移民問題のみならず、一般的ドイツ人家庭が抱える夫婦間の亀裂、親子間の世代ギャップ、家庭を顧みないワーカーホリック。そしてネオナチ極右台頭も戯画描写される。 本作最大の肝はナイジェリア難民青年。一見大人しそうでパッとしないが、難民受け入れ先の家族を冷静に客観視し的確異見。最終的にはファミリー分裂の危機を機転の利いた柔軟な立ち回りで、いわば〝接着剤”のように再結合させた立役者。 そんな彼だからこそこちらも自然に応援・共感できたのだろう。 しかしうまくオブラートに包まれていたとはいえ、それでもネオナチ極右の排外主義はいつ見ても背筋がぞっとする絵面。 それと、エンドロール途中でおまけ映像があり、無事難民申請の通った青年がアフリカから親戚を呼び寄せると家主の老ドイツ人に冗談を言う場面があるが、そこに多数の難民押し寄せは勘弁してくれというドイツ側の素直な心情が表されていると個人的に感じた。 単なるコメディは飽きるだけだが、社会的政治的風刺が盛り込まれてこそコメディやお笑いの価値が高まると再認識。だから日本の風刺なきお笑いの為だけの芸人連中の存在意義を考えさせられることになりましたね。 ※それは決して芸人のせいではなく、そういった揶揄風刺芸を排除していくマスコミに問題があるとの説。 4.1の四つ星

  • koko

    5.0

    ネタバレ今まさに観るべき映画かも

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ft0********

    3.0

    難しい問題をサラリと描いている

    ドイツは積極的に難民を受け入れていると思ってたが、やはり好意的に思っていない人も多く居る事が分かった。 難民のディアロはかなり悲惨な目に会っている。この映画を重く仕上げようとしたら幾らでも出来ただろうが、コメディタッチで軽く描いている。 でもやはり、色々と考えさせられた。日本に住んでいると難民とかISとか、あまり身近でないが、ヨーロッパではとても身近な問題なのだよね。 それにしても映画の演出なのか分からないが、ドイツは激しい人が多いな。 そして個人的にはドイツ映画はあまりしっくり来ない。笑う部分でもなんか違和感があった。

  • pan********

    2.0

    難民男性の存在感のなさ意味のなさ

    ★2.4。軽くて薄いポップなドイツのコメディ。 難民問題の描かれ方もそんな感じなので、難民の男性の存在が特段周りに影響を与えるわけでもなく、何かをあぶり出すわけでもなく、たいした意味を持っていなかった。

  • ain********

    4.0

    ドイツが抱えてる問題

    難民の問題を面白おかしく仕立てた作品でしたが、面白かったです。 自由と家族の伝統という対極の図式も、今の世の中を反映して考えさせられました。 人物個々の思惑を上手く当てはめたストーリー展開も面白く、お薦めです。

  • fg9********

    3.0

    一つ、心に引っ掛かることもあり

    …ドイツで400万人の観客を動員し、2016年度の年間興収No.1ヒットを記録した作品とあったので、観てみる。  …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。  『ミュンヘンの住宅街に一軒家を構える、病院の医長のリヒャルト(ハイナー・ラウターバッハ)と元教師のアンゲリカ(センタ・バーガー)の夫婦。  長男(フロリアン・ダーヴィト・フィッツ)は妻に逃げられその息子は勉強そっちのけでラップとゲームに夢中で、長女(パリーナ・ロジンスキ)は31歳になっても大学生という状態だった。  ある日、アンゲリカが難民を受け入れると宣言して、ディアロ(エリック・カボンゴ)というナイジェリアから来た青年を連れてくるが……。』  元教師のアンゲリカは、悠々自適というか、暇を持て余していて、夫にも子供達にもカマって貰えないので、ある日突然、難民を受け入れると宣言して皆を驚かせてしまうのだった。  大病院の医長のリヒャルトは、病院内では権力を振りかざして威張り散らしている癖に、内心では迫り来る老いに怯えて、プチ整形に現を抜かす偏屈者だ。  長男のフィリップは、やり手の弁護士(シングルファーザー)で海外を股にかけての仕事に忙殺されて、一人息子のことなどほっぽり出しだ。  その一人息子はヒップホップに夢中で、プロモーション・ビデオ作成の際、バックダンサーとしてストリッパーを重用したものだから謹慎処分を喰らってしまうのだった。  30歳超えの娘のゾフィは、未だに自分探しに勤しんでいる気儘な学生の分際だ。  そんなゾフィにしつこく言い寄るストーカー紛いの男がエキセントリックで笑わせてくれたが、後で、難民に対しては排他的な嫌な野郎ということが解かり、ゾフィに鼻にもかけてもらえず、ザマ~ミロだったな。  で、アンゲリカの突然の難民受入れ宣言に唖然とした一同だったが、彼女の意志は固く揺らがなかったので、渋々難民受入れのための面接会を実施して、ディアロがそのメガネに敵ったのだった。  彼は、ナイジェリアからの亡命申請中で、真面目で心優しい働き者だったので、直ぐにアンゲリカとフィリップの息子とは打ち解けたものの、他の家族はどこか余所余所しいままなのだった。  で、なんやかやあって、それぞれ問題を抱えた家族がディアロを受け入れ彼のピュアーな心を介して、それぞれの本来あるべき姿に立ち返り、家族も一枚岩になって新たな人生を歩き始めるのだった……といったストーリーだ。  以上の内容がイイ頃加減のコメディタッチで描かれているのでオモシロ可笑しく見させて貰ったが、途中でスパイスを利かせることも忘れてはいなかったな。  息子の課題授業において、ディアロが難民申請に至るまでの悲惨でムゴイ過去の出来事を訥々と語るのだった。  結構その描写が真に迫っていたので、ディアロの心痛がヒシヒシと伝わって来て、担任の先生でなくともハグしてやりたくなった。  でも、一つ、心に引っ掛かることもあった。  ディアロは確かに心優しい真面目な青年ではあるが、ちょっと保守的過ぎや~しないかな?ということだ。  「夫は妻を守り、妻は夫を支えるべき」との発言はまだ許容範囲だが、ゾフィに対して、早くイイ人を見付けて結婚し、子供を産んでイイ母親になれ…的な進言は、ゾフィも心優しいのでその道を歩もうとしたが、ある人たちからは余計なお世話だと突っ撥ねられ兼ねないのでは???な~んて思ってしまったこともあり、一見の価値ありどまりの3.2点といったところかな。  (メモ 総レビュー数:3382件、2019年度212作品目)

  • yos********

    4.0

    心が満たされれば人に優しくできるってこと

    どこの家庭でも少なからずあると思うが 家族に対して疎ましく思ったり 自分の望み通りにならなくて憤ったり それは結局のところ、心に余裕がない ってことなんでしょうね。 自分の置かれている環境がどれだけ満たされているかで 人に優しくできる心って変わるんだな って感じる作品だった。 難民を受け入れることによって 彼らがどんなに酷い仕打ちを受け どんな境遇に晒されてきたかを知って はじめて自分がいかに幸せな環境かを感じる。 彼らには大きな欲はなく いわゆる“普通”の生活を望んでいるだけなのに その普通さえもない環境。 その辛さは平和な国でのほほんと日々を暮らしている 我々には到底計り知れないことなのだろう。 とはいえ、それをいかにも説教臭く映し出すわけでもなく コメディタッチで描かれているあたりは とっても見やすくていいと思う。 大きな感動があるわけではないが 家族って些細なことでねじれるけれど また些細なことで元に戻ることも出来る。 それが家族なんだなぁ としみじみ思う。

  • arl********

    3.0

    予定調和

    とても良い話です。厳しい難民受入れの話をうまく笑いにしていました。良心的な映画ではあります。けなすのがはばかられるような映画です。が.... でもいろいろ詰め込み過ぎでちょっと鬱陶しい。感情移入したいようなキャラがいないし。 邦題ダサ過ぎ。「ハートマン家へようこそ」じゃだめなの?

  • sammy

    5.0

    なんか良かったよ!

    私の感性的には凄く良かったです。 気になる方は観て下さい。

  • has********

    5.0

    ネタバレ差別主義者は堪えられない事間違いない傑作

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • nis********

    3.0

    コメディとは…

    ちょっと難しい映画です。 風刺がかなりスパイシー。 ほんわかファミリーコメディを期待していたので驚きました。

  • 柚子

    3.0

    難民問題を考える?

    ドイツの裕福な一家が、アルジェリアからの難民を、正式に受け入れるまでの過程をコメディタッチで描く 難民への差別や偏見、この一家が抱える問題を、コメディで描くことはシリアスになりすぎず良いのかもしれないが、私的には不快に感じる場面が多かった 極端過ぎる所が、鼻につく さらりと描かれていた、難民に紛れ、テロリストが入って来てしまう事実にも、しっかり目を向けたい所 きれい事として見るなら、本作は満点なのかもしれない

  • yok********

    4.0

    WELCOME ようこそ ドイツへ!

    ナイジェリアからの移民を受け入れたドイツ人ファミリーのお話。 移民百万人、など、島国日本では想像もつきませんが、確かにニュース になっていました。 そういう時事的な世相を、庶民生活に落とし込む手法はドイツ映画お得意 なのでしょうか。 クスリ&ホロリなテイストはグッバイレーニンも彷彿とさせます。 単に知らないのだろうと思いますが、邦画でこういう軽快さで時事的な社会 問題とオーバーラップさせてるものってあるかなぁ。 邦画だとすごい熱量で一大ドラマに仕上げちゃうイメージです。 本作に戻ります。 異分子を受け入れることで家族が変わって行く様子が、丁寧に、面白おか しく描かれています。 いかにも分かりやすいストーリーですが、普通の生活でさえ不満に思いな がらうまくいかないストレスを抱える人々と、普通の生活のありがたさを 誰よりも身に染みてわかっている難民との対比は深みがあって、すっと心 に入ってきました。 ほっこりできるファミリーもの、良作です。

  • mai********

    5.0

    痛快で痛烈な作品

    なんとなく家庭崩壊気味の家にやってくる難民。 何も知らない彼。 何とか居場所を作りたくて溶け込もうとする彼の姿。 親切ついでに余計なことを教えてみたりして『危険人物』視される中で 周囲の人との衝突や 自分の思い通りにならない人がそれを他人のせいにして非難する姿や その人を知ろうともせずにただ拒絶する人。 彼の過去を語られた時の子供たちの姿。 いろんな人の姿を楽しみながら見ることが出来ます。 そして、その人たちをそれぞれどんな風に感じるか… 全編的には面白おかしくて楽しく見る事の出来る作品なんですが 非常にシビアでデリケートな問題をどんな風に感じるかで この作品の評価が変わるように感じます。

  • ats********

    5.0

    家族愛としてみた場合は、良い映画

    家族愛としてみた場合は、とても良い映画だと思います。 家族で見たくなる映画でした。 移民というテーマで見ると、ちょっと簡単に描きすぎているかな~っと。

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