2017年11月11日公開

予兆 散歩する侵略者 劇場版

1402017年11月11日公開
予兆 散歩する侵略者 劇場版
2.8

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(20件)


  • たーちゃん

    2.0

    ネタバレもし世界が終わるとしたら

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mos********

    2.0

    ほんとに巨匠なんだろうか

    人の概念がどうなっているのか知らないが、ここでは家族、プライド、過去、未来、命、恐怖、異物などの言葉ごとに、分別管理されているようである。 「それもらいます」と言い、額に触れると、そのアーカイブから、ひとつの概念が抜き出される。 器用である。 「プライド」という概念を、他の概念に触れずに抜き出そうたって、人のプライドが形成されるには、いろいろな要素がからんでいると想像され、素人としては、概念一個抜き出したらジェンガのように瓦解するような気がする。 そもそも、この作業の絶望的なまどろっこしさは何なのか、かたわらを通っただけでバタバタと人が倒れるようなパワーがあるにもかかわらず、ガイドをつけて面倒なプロセスで概念を一個一個抜いていく非効率に、地球人といえども「真壁さんもっと手っ取り早くやりましょうや、曲がりなりにも宇宙人でしょ」と、言いたくなる。 それを言うなら山際さんだって、いわくありげに苦悩するばかりで主体性というか危機管理能力にとぼしい。 そこで東出昌大の異様な大きさと染谷将太の意外な小ささにローレル&ハーディ風のドタバタへの淡い期待をしてみるが映画は終始ぜんぜん大まじめ。完全に真剣だとわかると、次第に困ってくる。 真壁さんが概念を抜いた瞬間に「うわあこれがプライドかあ」とか「これが未来かあ、なるほど」とか言うのがけっこう困る。 演技力うんぬんではなく、リアリティと宇宙人的気配にことごとく欠けた東出昌大が「うわあこれがプライドかあ」と感嘆するわけで、それを巨匠たる監督の映画で見ると、笑えばいいのか、戸惑えばいいのか、あるいは侵略に恐怖を感じればいいのか、こっちはただ見ているだけなのに処し方がわからず、困る。 俳優業に羨ましさを感じたこともあるが、プライドという概念を奪って「うわあこれがプライドかあ」と感嘆する演技はやりたくない。改めてたいへんなご商売だと思った。 エツコさんのお友達のヨウコさんが、おもむろに真壁先生をたずねて「真壁さん、なにかすごい秘密をかくしてますよね、ワタシどうしてもそれが知りたいんです」と言うのだが、これが破壊的なまでの脈略のなさ。黒沢監督はTommy Wiseau の影響を受けたのかもしれない。 人を殺しましたと自白をする山際さんに、警官が「ええっと、じゃあね、わるいんだけどココに名前と住所と電話番号書いといてもらえる。あとで連絡するから」と答える。 監督は巨匠という肩書きの庇護下にいるのだが、このシーンは「I did not hit her. It's not true. It's bullshit. I did not hit her. I did not. Oh,hi Mark.」に匹敵する名場面だと思った。 ぜんたいとして「吸血鬼ゴケミドロ」か「美女と液体人間」のような、甚だしい唐突と省略が、観る者を翻弄してやまない。 これらすさまじい唐突と省略の連続にかかわらず、人間の愛や醜さを描き出そうとしている脚本のふてぶてしさ。むりやりの愁嘆場。 大胆なカリカチュアの監督で、それがSFにおいて裏目に出ている。ひたすら嘘くさい。嘘くさいのに、陰影や音や表情などホラー的雰囲気づくりが上手い。そのちぐはぐがさらなる妙。 漫画で吹き出しにセリフでなく、殴り書きのぐるぐるを書く心象表現がある。殴り書きのぐるぐるとは言ったが、うまく表現できない。くしゃくしゃとも言える、デタラメの円の集まりとも言える。 こんこんと諭しても、ぜんぜん理解してもらえない。玉虫色の回答が返ってくるような相手に、言葉が詰まるような場面で、この吹き出しが使われる。 強いあきれだが、怒りをともなわず、無力を感じ、諦めの境地にはいっている。 これを言葉であらわせたら、かなり使いでのある形容になる。The Roomやこの映画にピッタリの形容だと思う。 もし映画館で見ていたら、もう少しアグレッシヴになったかもしれない。巨匠と呼ばれて久しい監督だが、個人的にはその所以が、非常に解りづらい監督である。

  • miy********

    2.0

    う〜ん

    尻すぼみ映画。後半にいくほどつまらなくなっていく。

  • sak********

    2.0

    ネタバレもっと映画との関連付けが欲しい。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • rat********

    4.0

    身の毛もよだつSF作品。これから何が……

     淡々としのびよる恐怖って感じで、非常に楽しく見ることができました。  昔の「ブルークリスマス」っていう映画を思い出します。SF映画なのに、特撮とかはあまり使っていない。非常に低予算な映画でした。  本作品も宇宙人の侵略を描いていながら、特撮ってのはほとんどないんじゃないですか。それでいて、ヒシヒシと伝わる恐怖。このおどろおどろしさは、さすがジャパニーズホラーの黒沢監督って感じですかね。  本作品はなんといっても役者さんたちの鬼気迫る雰囲気が最高です。  夏帆さん、昔はあんなに可愛かったのに、最近、ちょっと劣化が見えるなんて話もありましたが、年相応の奥さんって感じで良かったです。  もう、染谷さんは文句なし。巻き込まれて苦悩しながらも最終的には奥さんを守ろうっていう優しい旦那さんだったんじゃないでしょうか。  そして、東出さん。役者として、あんまりいい評判は聞かないんですが、この雰囲気は最高です。ちょっと、おかしな人をやらせたらピカイチじゃないでしょうか。あんなに好青年な風貌をしていながら、妙にしっくりくる気がします。  この三人を中心にジワリジワリとくる恐怖が非常に心地よかった一本です。  

  • ot1********

    3.0

    スピンオフではない

    スピンオフと題してるがスピンオフではない。本編に出てくる人物が誰一人出てこない(東出さんは別人役なので本編との関連はなし)。予兆とうたいつつstoryは本編と同じ。「もうひとつの散歩する侵略者」とした方がわかりやすいと思う。 1本の独立した映画と観た場合、こちらの方が緊迫感がありいい仕上り、宇宙人の凄みが本編をはるかに上回っている。ただ本編と違い結末までしっかり描いていないので、話がしり切れとんぼの印象。

  • JLo

    4.0

    こっちの方がおもしろい。

    松田龍平の方よりこっちの方が夢中で観られた。 最後の方はちょっと眠くなったけど… 序盤から中盤にかけての「得体の知れない何か」が迫ってきている恐怖感はすごくよかった。

  • alg********

    3.0

    東出のおかげで本編よりはマシ

    本編は全てが中途半端で見所0だったが このスピンオフは東出の強烈なキャラのおかげで それなりのサイコスリラーに仕上がっている 普段の東出は清々しい棒っぷりだが それが功を奏してか無機質なサイコパス役はハマるようだ 「寄生獣」や「あなたのことはそれほど」などでも同様にハマっていた

  • ya_********

    2.0

    別の「散歩する侵略者」

    「散歩する侵略者」と同じ宇宙人の設定の別の作品。 なぜ2作品作られたのかわからないが、似たような展開でエンディングが違う。 良い方を公開するためかも知れない。 俳優はなかなかシリアスな演技だが、染谷将太の演技が大袈裟過ぎた感もある。 両方見て損はないが、オリジナルの方がやや上。

  • まー

    2.0

    寄生獣?

    宇宙人による侵略のお話ですが、 直接的に物理攻撃を仕掛けるのでなくて、 人間を観察し、概念(知識とか記憶)を奪うのが斬新でした。 でもテーマや設定は面白いのに何か残念なタイプの作品です。 描き方、見せ方がショボいのでTVドラマの域を超えない。 それもそのはず、WOWOWドラマの総集編らしい。 配役もストーリーも違った映画が別にあって、 それはそれで、またショボい(苦笑) こんなの何本も作るほど人気があるのでしょうか? 主役が寄生獣の人で「右手が右手が」というのが笑えました。 もちろんミギーのようなクリーチャーは出ません! アクションシーンのない寄生獣って感じ? それだけでもこの作品の存在意味がないのは分かるかと… 宇宙人役の鼻声で変な喋り方をする人が妙に似合っていた。 普段は何をやっても聞き取りにくく気持ち悪いけど、 この映画は最高にハマり役だと思います!

  • syu

    2.0

    おしい出来のB級SF

    雰囲気も出てるし、設定も悪くないけど、見終わった後にあまり面白くなかった。 画面も彩度を落として雰囲気を出し、まともなSFを作ろうという姿勢は伝わってくる。邦画にしては頑張った。 雰囲気作りのためか長回しが多くテンポが悪いのが大きなマイナス。全体的に単調。しかしそれを覆せるほどのものがなかった。 特殊な設定を活かしきったとは言えず、ヒューマンドラマにも恋愛にも、ホラーとしてもサスペンスとしてもSFとしても、広く浅くといった感じで今ひとつ印象に残らない。オチもすっきりしない。

  • nn1********

    4.0

    一口寸評

    本編に先立ってWOWWOWで放映された作品の劇場版。 前田知大の舞台劇原作を、監督と高橋洋が脚本化した。 本編に勝るとも劣らない力作だし、分かり易さはこちらが上か。 ある日をさかいに、山際悦子(夏帆)は、夫(染谷将太)の行動に違和感を持ち始める。 彼は人間の姿をした真壁(東出昌大)という宇宙人のガイド役として、人間の概念を盗む協力者になっていた。 「概念を盗む」という発想は、前田知大の偉大な発明だ。 人が持つ様々な概念は、どれ一つ欠けてもその人間は歪(いびつ)になる。 特に「愛」という概念は、具象化されれば気恥ずかしいばかりだが、それを失うことは絶望にも等しいはず。 夏帆と染谷に比べ、東出がうんと背が高いので不気味さがいや増している。 後半、故大杉漣の雄姿に出くわし、思わず手を合わせた。

  • tkh********

    3.0

    まあまあ

    人間の概念を奪いながら地球侵略を進める者と対峙した夫婦の運命を描いたSFサスペンス作品。 「散歩する侵略者」鑑賞済み。 松田龍平&長澤まさみ版に比べ、冒頭から独特な世界観を無理やり押し付けられ、出演者の誰にも共感できないままグイグイ進んでいくので違和感しか残らない作品でした。 映画としては微妙ですが、舞台だと思うと非常に興味の湧く作品。 是非、観て下さい。

  • WXYは知ってても、それだけじゃ

    3.0

    あれも愛これも愛

    こちらの夫婦は、侵略者のガイドの夫と特殊能力を持つ妻、本編の侵略者の夫とその妻との夫婦とは違う。こちらの夫婦の愛の方が強く描かれる、二人でかばい合いつつ危機を救おうとする。 地味ながら不気味な雰囲気が全編を覆う、友人が犠牲になったり、ガイドにさせられた上司が後輩を犠牲にしてみたり、上司をガイドにした侵略者であるその妻はいつのまにかいなくなってる不思議な展開も。 厚生労働省の役柄も、こちらの方は凄みが多い。 最後の結果は物悲しいが、本編より強かった愛が奪われなかったのは救い。

  • mjb********

    3.0

    スタンダードな黒沢清作品

    こっちの方が、すきかもしれない 笑。 龍平の方は、もちろん金もかかっているが、変にB級感があるし、安っぽくないかな…。大人の事情も…。 こちらは黒沢作品という感じがする。しぶい。この雰囲気を感じれただけで、充分です。比べてはどうかと思うが、キュアなどに通じる、ファンからしたらたまらない感じ。 大杉漣よかったです。東出と吉岡(脇役)がこれまた出ているのがいいね。まあ、なんといっても染谷と黒沢の相性は、いい。 やっぱりこっちのほうがいいわ。もしかしたらクリーピーや岸辺の旅よりもすきかもしれない。 こっちは表現がエンターテイメントな感じではないから、逆に映画ぽくないですか?

  • spr********

    4.0

    こっちの方が、確かに、映画っぽい雰囲気。

    確かに、こちらの方が、映像作品としてすんなり観られる気がする。 あの本編(?)と違って、舞台劇臭さは全然感じず。 ここのレビュー参考にしてみてきたが、派手さは少ないが、見せきらない部分の怖さのようなものも感じて、結構楽しめた。 監督の独自の味を抑えて、職人的に撮ったせいなのかも・・・? 映像が所々荒く見えたのは、光量不足気味なシーンだったようなので、HDカメラだからなのかなあ? フィルムだともう少し綺麗に陰影が付いたのかも。 あと、あの背の高いキャストの実家は教会で、双子か兄弟かと思った方が良いのかなあ・・・。詳しい設定知らないけど。 編集でコンパクトに観られるようになった気がしたので、色々こだわって観たい方は、劇場で。 そうでも無い方は元の放送版で良いのかもね。 (当方は見れない環境なので、レンタルまで待たずに見れてよかったとは思うが、それぞれの判断でどうぞ。) 補足。 貸し切り状態でなく、観客は8人ほどいたので、そういう意味では怖くなかった(笑)。

  • pip********

    4.0

    こっちの方が面白い。

    あっちの本編よりスピンオフのこっちの方が断然面白い。 本編で鼻についた舞台臭さのようなものが無くなっていて ちゃんと映画になっている。 脚本家が変わったんだろうか? 東出くんの怪演で不気味な侵略者が出来上がり、 怖さが増している。 ヒロインも本編よりこっちの方がいい。 ただし、東出くんがいつ神父になるのかと待っていたが、 とうとうならなかった。 ちゃんと本編とリンクさせてほしかった。

  • ********

    5.0

    黒沢的スピンオフ

    2017年。黒沢清監督。映画「散歩する侵略者」のスピンオフ。黒沢節全開の映画版に比べて、こちらはタイトル「予兆」にふさわしく抑制的。あと一歩のところでおあずけを食った感じ。地球侵略の本筋は本編に取っておいてあるからでしょうが、だったら異星人のキャラが変わっているとか、不思議な能力を持つ地球人が集まってくるとか、エンターテイメントにする要素はあるのだろうが、それは求めすぎか。 ひらひらと舞う白いレースとか、鏡とガラスの反射と透過とか、黒沢監督らしい映像表現は満載ですが、全体的に光が足りないのはカメラのせいでしょうか。

  • ka_********

    3.0

    単体でも楽しめるホラー版

    9月9日に公開された本編を観てそこそこ良くて スピンオフドラマ版も観たいと思いながらWOWOW契約してないので出来ず レンタル出る事祈っていたら再編集して限定上映されると知ったので鑑賞。 30分ドラマx5話の奴なので上映時間140分と本編(129分)より長めですがやや長回しな所が多かったのであと10~20分位はカット事は出来たかな? でもどこで話数で区切っていたか分かりませんでしたしちゃんとした映画として完成していると思いますよ。 さて内容は観る前は前日譚かなと思いましたがどうやら本編の夫婦・ジャーナリスト&二人少年流れとほぼ同士進行のようでので後半には本編でもあったようなテーマも・・・(でもこっちはあやふや) で、本編は思わず笑ってしまうようなシーンもあり若干コメディ仕立てでしたがこちらはホラーで攻めてきます(でも笑えるシーンはあった)特に急に音が鳴る演出は苦手なので何回「ビクッ!」とさせらたのやら・・・ 更に言えば深刻さも事の重大さもこっちの方がよりよく感じられるでしょう本編はあんまりリアル感なくてほのぼのな感じもありましたからね。 あと当然世界観は同じですが本編観てなくてもちゃんと話が分かるようなってますしどっちも単体として成立しています。 ただしラストは本編で〆るためなのか若干打ち切り気味です観てない人にとっては「え、これで終わりなの?」と思ってしまうでしょう。ただうまくまとめているので本編のラストに納得いかなかった人には寧ろ高評価なんじゃないかと。 最後に本編が「〇」なら予兆は「〇〇」が恐らくキーです(どっちも両方出て来た概念だけど片方はあっさり切り捨てられていたのが面白い)

  • cas********

    3.0

    本編と似たような話

    本編と似たような話を別のカップルでやってるだけ、という感じだった。 でも夏帆と染谷将太の組み合わせなら文句ない。岸井ゆきの、中村映里子などキャスティングが好みで全般的に好印象でした。 東出昌大は本編に牧師でちょっとでてるのに、医者でしたね。本編とリンクしてるんだろうと思いこんでたけど、そうでもなかった。 本編と同じく、光の演出に感心しました。やっぱ上手いなー

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