2018年1月5日公開

ジャコメッティ 最後の肖像

FINAL PORTRAIT

902018年1月5日公開
ジャコメッティ 最後の肖像
3.4

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

1964年のパリ。アメリカ人青年のジェイムズ・ロード(アーミー・ハマー)は、芸術家アルベルト・ジャコメッティ(ジェフリー・ラッシュ)から肖像画のモデルを依頼される。快諾するロードだったが、すぐに終わるはずだった画の制作は、ジャコメッティの苦悩により終わりが見えなくなる。その過程でロードは、ジャコメッティの意外な素顔を垣間見ることになり……。

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本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(30件)

知的18.0%コミカル14.8%楽しい11.5%笑える9.8%切ない9.8%

  • Hanayama

    5.0

    こりゃすごい

    岡本太郎の「芸術は爆発だ」の言葉の意味を少し理解できそうになる、大作。 個人的に、すごい作品に出逢ってしまったという感覚。 個人個人で持っている感覚によって、好き嫌いが大きく分かれるのは明らかな作品。 自分はその素晴らしい世界観に引き込まれ過ぎて、大満足でした。 「芸術とは?」というその縁に少しだけでも触れられる、類まれなる作品でした。

  • aki********

    2.0

    △なんだか冒頭をみてだるそーな予感がして

    最近の映画の見方は、冒頭2,30分ほど鑑賞して、???とつまらない予感が背筋を走ったら、即こちらのレビューをみてみなさんの意見を参考にします。 そのうえで中盤以降の見応えがありそうなら継続。でも、たいていはReviewも低評価が多くてその場合は即録画消去、みたいな感じ。 でも、この方法で一日のうち無駄に2時間を浪費することなく済んでます。 生い先短い年齢なので、時間は貴重ですから。。。

  • mos********

    3.0

    モデルの意味

    アルベルトジャコメッティはフランスで活躍した彫刻家・画家・版画家。 最晩年のモデルとなった男性の視点から、破天荒な天才との交流が描かれていた。 肖像画は完成するが、もともと写実的な作風ではないこともあり、似ても似つかない抽象絵が完成する。 ところで昔から、疑問に思うことがある。 モンパルナスの灯(1958)というフランス映画を見たことがある。 モディリアーニの映画で、往年の美男俳優ジェラールフィリップ主演。 不遇のまま夭逝した画家の痛ましい映画で、当時日本でも大受けした。 酒におぼれ、街で人物をスケッチしながら飲み代をかせぐ。 誰を描いても、写実とは遠い独特なタッチになる。描いた相手に「これが俺かよ」などと絵を難じられるシーンがあった。 モディリアーニといえば、いずれも、あの肩のない瓜実顔の、眼球のない虚ろな表情。──である。 それなら、モデルが要らないのではないか。と、私は思うのである。むろんピカソはじめほとんどの近現代の有名画家にそれが言える。ピカソの、あの酩酊でやった福笑いのような絵に、常用モデルが存在したのは有名な話である。 ルネサンスと違って、それが誰だか解らない絵なのであれば、なぜわざわざモデルを立てるのだろう──というのが、凡人の素朴な疑問なのである。 写実性がないことがいけないのではなく、対象を反映していない写生に、なぜ対象を置くのか──ということだ。 映画ではその疑問が、解消される──どころか、促進される。ジャコメッティは、彼とはほど遠い、黒々した何かを描いている──に過ぎない、にもかかわらず、しきりに低回しては、不機嫌に写生を中断し、モデルは都度それに翻弄される。 ゆえに、この映画は、わたしや、絵にたいする造詣のない人にとって、傲岸な老人の話にしかならない──可能性をもっている。 そもそもかれのじめじめしたアトリエには、針金に申し訳ていどの粘土をつけたようなトーテムポールのような彫像がならんでいる──だけであって、そのような不確実な物体──ジャコメッティの銘が無ければ価値を見いだせない造形物──を創作するのに、モデルをたて、作家魂が発揮され、ああでもなければ、こうでもない──となる話の総体が理解できない──可能性をもっている。のである。 が、ラッシュは難渋で雑味な老人が巧く、対するハマーは美しい無欠感のある男で、その対比は楽しい。天才芸術家には関わってはいけない、という諧謔的な体験談になっている。理不尽だが、滑稽なのである。アーミーハマーの爽快感が映画を明るくしていた。 わたしは、凡人なりに、芸術家が、モデルをたてることの意味について、考えてみた結果、三つの考え方を得た。 対象を発想(インスピレーション)の基にする。 対象が生身であることで緊張を得る。 対象を描きたい欲動(モチベーション)をかきたてる。 この考察と映画をあわせて、ひとつの答えに導かれた。 すぐれた芸術家ほど「さびしがり屋」だ。

  • 柚子

    1.0

    イライラ

    正直、見ていてイライラしすぎて、気分が悪くなってきた (何してるんだろ、自分?) なかなか完成しない絵… 延々とモデルをさせられる男 芸術家ってーのは、全く持って理解不能な生き物なり

  • fg9********

    3.0

    ゲ~ジツ家の感性というやつは……

     …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。  『1964年のパリ。  アメリカ人青年のジェイムズ・ロード(アーミー・ハマー)は、芸術家アルベルト・ジャコメッティ(ジェフリー・ラッシュ)から肖像画のモデルを依頼される。  快諾するロードだったが、すぐに終わるはずだった画の制作は、ジャコメッティの苦悩により終わりが見えなくなる。  その過程でロードは、ジャコメッティの意外な素顔を垣間見ることになり……。』  素人目には、もう十分ゲ~ジツの域に達していると思うのだが、「描きすぎたか……いや、まだ足りないか……」と、すぐに終わるはずだった画の制作はなんと18日間にも及んでしまうのだった。  その度に、ロードは帰国が遅れることを何度も何度も自宅に詫びの電話を入れなければならないのだった。  いい加減、腐してもよさそうなロードだったが、弱音を吐かずにモデルを続けるロードも流石だ……ゲ~ジツのなんたるかを理解しているのだった。  ジャコメッティは、そんなロードの気苦労も知らずに、「肖像画とは決して完成しないものだ……」と、煙草を短くなるまで吸いながら嘯くのだった。  で、18日間にも亘ってモデルを続けたロードの身動きもしないドアップのシーンが非常に多いのだが、退屈するどころか端正な顔立ちなので見飽きなかったな。  そんなロードの献身にもかかわらず、いつになっても肖像画は完成しないんじゃないの?と観続けるが、えっ、それで完成?3日前と何処が変わったの??と訝しく思ったものの、それがゲ~ジツ家の感性というものなのだろう。  こんなことぐらいしか書くことはないが、ピカソをエラく批判しているところなどは流石は大家だったんだな。  また、ゲ~ジツには厳しくても自分の着る衣服には無頓着で、ヨレヨレの薄手のコートを着流している格好とか、金の管理や使い道が凄く大雑把なところは、ゲ~ジツ家らしくて可笑しかったな。  ジャコメッティの作品は針金のような人間塑像しか知らなかったが、肖像画を描くだけでもこれだけの情熱を注いだのかと非常に感銘を受けた作品で、3.4点といったところかな。  途中で流れた「ジャズ・ア・ゴー・ゴー」という楽曲が心地良かったので調べてみたら、「夢見るシャンソン・ニンギヨウ(人形)」のフランス・ギャルだったので、なんだか嬉しくなったことでもあった。  (メモ 総レビュー数:3247件、2019年度77作品目)

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ジャコメッティ 最後の肖像

原題
FINAL PORTRAIT

上映時間

製作国
イギリス

製作年度

公開日

ジャンル