2018年2月10日公開

ロープ/戦場の生命線

A PERFECT DAY

1062018年2月10日公開
ロープ/戦場の生命線
3.7

/ 373

22%
40%
28%
7%
2%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(65件)


  • dkf********

    5.0

    一本のロープだけで戦争の不条理を描いた傑作

    こりゃ傑作。当初オルガ・キュリレンコ目当てで見たが、とんでもないクオリティの高さで、巡り会えたことを個人的に大いに喜んだ一本。 たったロープ一本を探すためだけにNPOが戦場跡を駆けずり回る騒動の数々にユーモアと戦争への皮肉をたっぷり効かせた脚本が素晴らしく、ラストのオチの見事さにはニヤリとしてしまった。 キャスティングも秀逸。デル・トロとロビンスのコンビがストーリーをグイグイ引っ張っていくし、「お色気担当」的な役のオルガも期待どおりの美貌にウットリする。 何気に素晴らしいロケーション、ロック主体のサントラもポイント高い。 これが米国資本の入っていないスペイン映画ということも興味深いが、全体の風合いはあのシニカルな反戦映画「ノー・マンズ・ランド」に近いベクトルを感じた。傑作は傑作に似るということか。 ★5つ献上。文句なし!

  • Johannes

    4.0

    題材からして

    もうレベルが違うのよ 演出も俳優陣も こんなストーリーは日本人には思いつかない 邦題にロープ 戦場の生命線 なんてタイトルつけてるんだもん A Perfect Dayの意味わかってる? 日本映画のランキングが 上から下までアニメの国だもんな わかんないだろうな

  • bas********

    4.0

    銃撃も爆発もない戦場映画

    全体的に軽快な音楽で構成されているし 軽口と皮肉とジョークが大半の会話劇の中で ギョッとするほど戦争の恐ろしさを描写している。 小さな子供がいきなり銃を構えたり セリフの中でしか出てこない「地雷」の存在。 実際に銃撃や爆発なんて一切出てこないのに 常に死の恐怖と戦わなきゃならない戦争の苛烈さの表現。 これはすごく上手いと思う。 紛争地域の中で必死になって救える命はほんのわずかで それすらも状況ひとつで救えないかもしれない。 「ボーダーライン」のデルトロなら全員皆殺しにするかもしれないけど 本作のデルトロはほんの少し力持ちなだけ。 それでも手の届く範囲だけでも誰かを救おうとする正義感。 これはなかなかスゴイ勇気だよ。

  • tangodelta987

    4.0

    やるせない現実

    チトー亡き後 入り混じる異民族 内戦で混乱した土地 上水も井戸も死体を引き上げるロープ1本無い状態で ライフラインを守ろうとする国際NPOの話 平和な日本からは想像できない悲惨なエピソードが盛り込まれていますが、淡々とできることをやっていく人間臭いNPOの姿 やるせない現実を味わった気がします 土地をめぐる民族間の骨肉の争いがソ連崩壊後あちこちで起きましたが、今はミャンマーが心配です。ビルマの竪琴の舞台の仏教国一本だと思ってましたけど、長引きそうで。

  • HERO

    3.0

    アクション映画ではなく、ヒューマン映画。

    死体が井戸に投げ込まれた紛争地へNPOが赴く所から始まる物語。 紛争地、NPOという響きから、勝手な想像をしてしまった。 死体の裏に潜む国家間の陰謀でも暴いていくのかと。 ベニチオ・デル・トロが渋く銃撃戦を繰り出すのかと。 いい意味でまったく違った。 NPOに参加する国籍や、年齢、性別が異なる人々が交差する人間模様や心理描写を、子気味よく描写したヒューマン映画であった。 登場人物のそれぞれの個性を楽しく見ることができる内容なのだが、その舞台は民族紛争という想像すらできない悲壮な地域で、NPO団体が関わる随所にその現状が描写されるのでいたたまれない。 その場では、支援したいという思いだけでは関わることができない複雑な現実。 様々な立場が絡み合い複雑になる。ただその糸もほんの些細なことでほぐれていく。しかしまたほんの些細なことでまた糸は絡まる。 人間関係と同様に。 オルガ・キュリレンコを追いかけて、「その女諜報員~」、「15ミニッツ」と2作品を見てきたが、今作でようやく彼女に合った役柄を見たような気がした。

  • jac********

    4.0

    ジョーク

    厳しい環境下でもユーモアを忘れてはいけない

  • よんちゃん

    2.0

    ネタバレ深いのか浅いのか?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • her********

    5.0

    完璧

    文句なし。 傑作だから観て、としか言い様がない。 この作品に、☆ひとつ評価のモンがいるというのを、見るにつけ、 「世の中には、とにもかくにも一定数のバ○は常に存在する」 という言説には、首肯せざるをえませんな。

  • oir********

    3.0

    上手いのだろうがイラつかせ過ぎとも言える

    しかし、ラストの落ちでまぁいいか・・と「全て水に流せる」気分になる。そんな映画だね。 とはいえ、近年における中欧の数多の紛争における小狡い悪党の暗躍や、国連軍介入及び民間救護団体の活動に伴う恐ろしく非効率で硬直化した様子は実際あんな感じなのかもしれないなと思ったりもした。 最後の落ちへと至る極度のイラつかせは許せるとしても。全体的に薄いシナリオを引き延ばし過ぎたという印象は拭えない。 何しろ1.5倍速でも視聴がかったるくなる位だったので。 年末年始、家族でおせちでも食べながら遠い異国の紛争の傷跡をシニカルに眺めるというのも一興かもしれない。笑ってはいけないとか見るよりは数段有意義に思えるけれど。笑 2.7の三ツ星

  • ill********

    1.0

    眠かった…

    深く考えてみれば面白いのかもしれませんが、起承転結がなくて退屈な映画でした。

  • sid********

    5.0

    ネタバレヒモがない。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • drm********

    3.0

    なかなかに

    2020年305本目 静かな作品だけれどフッと笑える部分があり、なかなかに楽しい。 紛争地帯のなにげない日常がしめっぽくなく描かれる様はさすが。 選曲もなかなかにポップ。 作品のテイストに違和感なく溶け込んでいる。 さすがに主張しすぎの楽曲もあるにはあったが、それはそれで楽しめた。

  • hom********

    3.0

    ネタバレ笑えてショッキング

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • oce********

    4.0

    国連のお仕事

    冒頭の井戸に落ちた死体を引っ張り上げる国連軍。 しかしロープが足りずに死体があげられない。 この描写だけでロープを探そうにも見つからない。 それは戦場だったからという理由付けがすぐに出来てしまう。 面白そうという感触がそのままラストまで続いていく。 戦争の残り香というやつが存分に見える場面。 死体もそうだが、地雷や廃墟などでの無慈悲な環境。 時折ブラックな笑いが弾けているのも見逃せない。 紛争地帯において無力な国連軍と、それに対比させての最後の描写。 嫌なことしかない日々だけど、それによって報われることもあるのだなと。

  • kat********

    3.0

    重い主題を軽そうに描く

    ということでしょうか。小太りのおっさん2人がかっこいい。 マルコのサッカーの最後のシーン、路上の牛の死骸と伏線ありあり。視点を変えれられるいいスペイン映画でした。あーあとルーリド他音楽も良かったです 2020/10/17Amazonプライムで鑑賞

  • Sevens

    4.0

    デル・トロ ハズレなし

    とても良かった。国連のクソっぷりも勉強にもなった。 オチも素敵で大満足してた最後の最後。 原題見て驚いた! ロープて。。。 素敵な原題が台無し

  • c200w204

    5.0

    自民党に観せたい映画

    素晴らしい。 組織に忖度する主戦論者(つまりアベ元総理の取り巻き連中)はこの映画を観て反省しなさい。

  • タイムスリップ1.21ジゴワット

    4.0

    デル・トロとティム・ロビンス両主演

    この2人の出演作は比較的ハズレがない

  • joz********

    5.0

    アメリカにはないセンス

    原題は【A Perfect Day】。 スペイン映画です。 小品ですが、出演者はベニチオ・デル・トロ、オルガ・キュリレンコ、ティム・ロビンスと豪華です。 本当はとても残酷な内容なのに、残酷なシーンを一切使わず、むしろブラックユーモアに包んで描き出します。 舞台はバルカン半島のどこかの国としていますが、明らかにボスニア・ヘルツェゴビナ戦争を描いています。 ついこの間まで仲良く暮らしていたムスリム/セルビア/クロアチア人が、ユーゴスラビアの解体と共に血で血を洗う凄惨な殺し合いをしました。 国連が介入し、平和プロセス進行中に派遣された民間専門チームの物語です。 死体は多少出てきますが、爆発や発砲シーンは出てきません。 観客はいつ出てくるかとハラハラさせられますが、安心してご覧ください。 逆にそういうショッキングな描写がない分、戦争の無意味さを深く考えさせられます。 この辺りが、アメリカにないセンスでしょう。 脚本の良さと俳優たちの演技も相まって、とても良くできた作品です。 ぼくは好きですね。

  • yok********

    5.0

    おっさん二人がカッコ良すぎです!

    紛争の中の不条理をロープ一つの話でここまで痛烈にメッセージを届ける映画は希少の秀作でした。悲惨な表現でなく、ユーモアや人間臭さを絡めて虚しさや悲しみが描かれていました。音楽も良くて、おっさん二人がとにかく、渋くてカッコイイ。ラストは思わぬ展開で感動しました。

1 ページ/4 ページ中