作品レビュー(53件)
- dkf********
3.0点
高校生で例えるなら「学年トップほどの秀才でないが、5教科平均で80点取る真面目な優等生タイプ」みたいな作品。得てしてそんな真面目が取り柄なだけの優等生は付き合ってもあまり面白くないものだか、まさしく本作も同じ。特筆すべきプラス点がない代わりに大きなマイナスもなく、すべて淡々と平均点レベルでまとめた感じで特に面白いとは思えなかった。 低予算丸わかりにしてはしっかり点数(レビュー点)を稼ぐコスパの良さはスタッフ目線ではまさしく優等生なのだろうが、素材の良さにすべてを委ね、演出も脚本もキャストも足りないものばかりで、全体的に印象が薄い。武田梨奈、小松政夫の演技もわざとらしすぎて鼻白むレベル。 薄口すぎて観たことも忘れてしまいそうなところも「なんかそんな奴いたなあ」とネタにされる影の薄い優等生さながらで、この評価はあまりに高すぎると思う。 愛知県知多半島のコテコテのご当地映画なのにキャスト陣は全員見事な標準語。自分も含めた外様は別に気にならないが、そういうの、三河地方の人は違和感はないのだろうか?
- oir********
4.0点
青春群像劇はテーマが明確じゃないとブヨブヨ締まりのない物になりやすいが、本作は360度全周カメラというストーリの軸とするには打ってつけのメカニカル素材を据えたのが大きかった。 まぁそれは個人的な好奇心が掻き立てられたからとも言えるが、映画の総合的な出来という点においてもなかなかの好印象が刻まれた。 テンポもよくエピソードつながりもスムーズ。 アナログ写真に合わせたかのようなややクスミ気味の映像トーン、光の陰影コントラストの用い方なども上手いと感じる。 俳優陣への演技も明確な演出意図が感じられ小気味よい。 細やかさと大胆さ、そして情熱をもって監督されたのだろうなぁとこちらに伝わってきた。 主演男子は正直可もなく不可もなくという印象だが、松本穂香といとこのお姉さん役の主演男子に対する叱咤激励の演技が全周カメラと並ぶ本作の大きな肝でしたね。 13回転全周写真をエンドロールに持ってきたのも上手かった! 4.2の四つ星
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5.0点
どうせつまらない青春映画かなぁ。と思って 新幹線の中で、暇潰しで観ていましたが 後半で、泣いてしまいました。 部屋で1人で見れば良かった…笑 私も、あの頃に戻れたら 仲間と幸せな時間を送りたかった。 歳を重ねるごとに思い出はセピアになるけど この映画は、思い出を大切に思わせてくれる映画だと感じました。 あの頃の思い出。は、今を大切にしていれば。 色褪せることなく、輝き続ける思い出を作れる様に生きたいと思いました。
- たーちゃん
2.0点
ネタバレがむしゃらに出来る時期は短い
このレビューにはネタバレが含まれています。 - タイムスリップ1.21ジゴワット
3.0点
仮面ライダー系では、竹内涼真や吉沢亮よりは若干地味。 佐藤健や菅田将暉目指して頑張れ!
- ise********
5.0点
60過ぎのおじいちゃんですが,高校生の気分にタイムスリップ出来る物語でした.普通の学校や人里の中で,脇役にもストリーが同時進行していきます.映画の終盤にかけて,それぞれおっと! というシーンもあり,観客にも感情移入できる脇役がどこかにいると思います.台詞はもちろん,回転するMAMIYAが作る時間,ひまわり,車のクラクション,鏡,和太鼓クラブ背景などでも人生が語られ,光の使い方,映像の動きや,配役の位置もよく工夫されています.費用をかけた大がかりなシーンや道具も使わず,こしゃくな(?)心に残る仕掛けが満載ですね.個人的には,赤いバラは評価でおわらず,もう一個の一段階上のhappy endにつなげて貰いたかった.
- さーたん
3.0点
冴えない高校生が、特殊なパノラマカメラにであったことをきっかけに目標をつかむ成長物語。 実話も元にしているということもあってか、メリハリ感がないのと役者の演技力が全体的に不足している点がマイナス。 ストーリー展開も、前半戦は、主人公のやる気のなさも相まって特別何も起こらない。クラブ仲間の前原滉さんのおちゃめな演技が唯一の救い。 奇をてらったおじいちゃんのキャラ設定や、主人公にきつくあたる部長のぎこちなさ、浅はかで唐突なプロポーズなど、違和感を感じる場面も多い。 高校生時代だけでなく、その後の成長も加えて描いた設定で、やや救われたというか納得できたので、星一つプラスとしました。
- 週末社長ゆず
1.0点
恋愛も無い、トラブルも無い、感動も無い、 ただあったことをつらつらと書きなぐった日記のようなストーリーに 金返せ! と思わず言ってしまった。
- OTO48
4.0点
いいですね。青春ファンタジーかな
- rag********
3.0点
ストーリーに大した展開もなくて平凡。低予算感あってまったりした画が続くが、逆にのほほんとしてて悪くはなかった。 ただもうちょいストーリーに振り幅は欲しいなぁ。。。ちょっと退屈。
- jag********
2.0点
THE青春映画 最初の10分が主人公に煮え切らない性格が 苦痛で苦痛で断念しかかったので 2倍速で観たがたいした深みのある内容でもないので問題ない。 松本穂香が性格悪いキッツい委員長だけど 実は誰よりも写真にストイックで、主人公がホントは好き?を 予想させる役どころ。 イイ子や弱い役より、女優としてこの役は合っていて好感度が上がった。
- tat********
4.0点
青春映画。 高校生の未熟さと若さと少し大人の心の動きを描く。 さえない男がパノラマ写真に魅了され、自分の殻を破ってゆく。 ラストは、高校生一人ひとりの思いが写真に綴られてゆく。 このパノラマ写真は一瞬ではなく、この時この場の動きを捉える。 卒業として、一つの区切り。高校生としての終わり、次のステップへの始まりを体全体で表現している。 青春とはこういうものだ・・・っと改めて感じさせる。 「大きな声をだす」ということの意味は大人でないと理解出来ないだろう。その意味で、高校生が大声を出して行こうというのは違和感を感じるが、この映画にとっては重要かつ必要なことだ。 ーー 2020/03/04 8
- はぬろ~
4.0点
ネタバレ若いって素晴らしい。
このレビューにはネタバレが含まれています。 - Obst
5.0点
ネタバレ高杉真宙で正解!
このレビューにはネタバレが含まれています。 - fg9********
3.0点
…「4.20 点 / 評価:259件(レビュー投稿数は40件)」という高評価に釣られて観てみる。 …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。 『宏伸(高杉真宙)は特に将来の希望があるわけでもなく、何となく流されるままに過ごしていた。 ある日、彼は祖父が経営するリサイクルショップで、世界で一番長いパノラマ写真が撮れるというカメラを発見する。 その時から宏伸の世界は次第に輝き始める。』 パノラマ写真というのは初めて知ったので、オオ―っとなり、劇中の主人公の宏伸もオオ―っとなって「ひまわり畑」を撮り、その出来の良さにも惹かれたものの、それ以降の展開には、あまり魅かれるような熱いモノは感じられなかったな。 で、宏伸は、文化祭でこのカメラを使用してギネス記録を塗り替える「13回転、145m」もの長さの写真撮影に挑戦するのだが、そのカメラ自体が凄いのであって、それを撮る宏伸の大変さはあまり伝わってこなかった。 そんな風にしか捉え切れなかったので、宏伸の成長譚としてもそれほど感銘を貰えるものはなかったな。 出来上がった145mの写真にしても、ただ長いというだけで、そこに映っているそれぞれの部活の模様はそれほど上手に表現出来ているようには思えなかったかな。 オラッチ的には、女子写真部長の撮った「鏡女?」の一枚の写真の方がセンスがあると感じてしまったな。 ただ、宏伸の従姉・武田梨奈のサバサバした演技だけは見飽きなかったので、観て損まではしないの3.0点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:3416件、2019年度246作品目)
- MOON
4.0点
高校生にしちゃちょっと老けてる気も… もう少し若い子はいなかったのかな〜 やる気のない主人公を見てると自分が高校生の頃を思い出した、 何かに夢中になるわけでもなく、ギャーギャー騒いでいる子達を白い冷めた目で見ていた私。 部活とか、何か情熱を注げるものに出会えた人は幸せだと思う。 焦ることはないけれど、思い切り何かに全力投球できた思い出があったら、もっと違う未来があったかも…なーんてね、歳を重ねて思うこと、です。 でも高校生なんてまだまだ子供。 あれはあれで私の思い出。 大切に思わないとね。 自分のペースでがんばればいいんだよね! ★はちょっと甘めの評価。 3、5くらいかな。
- m06********
3.0点
青春って感じの映画です。 従姉妹役がハマっていてよかったです。 ラストの撮影が長すぎるのと、 実話ならスタッフロールで本物の写真出して欲しかった。
- t65********
4.0点
有名な映画ではないとは思いますが、凄く心温まる映画です。青春ていいなーと。 最後のエンディングも素敵でした。
- jum********
3.0点
作品自体そこまで話題になっていないので隠れた良作の部類ではあるのかな。 ただ隠れていなければまあ普通かなって印象の作風なので、誰かに“いい映画”だとオススメしても思ったほどいいレスポンスはないかも。 意地悪な言い方すると、、、隠れた良作を見つけた系として評価すると85点、一般評価だと65点って感じ。 それでも配役には光るものがあって主要キャストは総じて実在感あるし、中でも武田梨奈は男子が惚れてまう姐さん役としては100点!彼女=アクションの固定イメージはこの作品で完全に消えたかなってくらいのハマり役。 ただ、やっぱり最後のクライマックスの絵的な見せ方にもうひと工夫出来なかったのかな・・っというモヤモヤ感が残るのでちょっと辛口評価。
- eightyeight
5.0点
この映画の事は全く知りませんでしたが、レンタルビデオショップのお勧めコーナーに置いてあったので試しに観てみました。実話が元になっているのですね。誰かの為に何かに一生懸命打ち込む事って本当に素晴らしい事だと思いました。自分が何をやりたいかは、それをやる事で誰を喜ばせたいかとう最後の方で語られている言葉が全てだと思います。青春が眩しく感じられた良質な映画でした。