あらすじ・解説
夫を亡くしたマルリナ(マーシャ・ティモシー)は、インドネシアのへき地にある村の一軒家で暮らしていた。ある日、男たちが彼女の家に押しかけ料理するよう指図するが、マルリナが毒入りスープを出したため食べた者からバタバタと倒れていく。彼女は別室で休んでいる首領のマルクス(エギ・フェドリー)にも食事をするよう言いに行くが、襲われてしまう。
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作品レビュー(11件)
- Obst
4.0点
ネタバレ異世界のような現実のような
このレビューにはネタバレが含まれています。 - iss********
5.0点
ネタバレ大阪のシネ・ヌーヴォで鑑賞
このレビューにはネタバレが含まれています。 - nn1********
4.0点
37歳の女性監督による、マカロニならぬナシゴレン・ウェスタン。 本国や東京フィルメックスで数々の賞に輝いているが、それほどの作品とは思えなかった。 強盗団に夫や財産や貞操を奪われたマルリナ(マーシャ・ティモシー)が、剣ナタや毒草で彼らを次々と屠ってゆく復讐劇。 陽炎揺らめくインドネシアの荒野がシネスコ画面に映え、馬で移動するマルリナが、携帯を使うことにも意外と違和感がなかった。 だが、昔の西部劇や日本の任侠映画に比べると、まだまだ恨みの情念が不足している。 臨月間近の女友達が、本作の肝である。 男たちの死体が転がる傍らで営まれる出産シーンこそ、カリカチュアライズされた雌の覚醒であり、男根崇拝社会への反撃の狼煙なのだ。 このウェスタン、主役が女性であることとともに、東南アジアの新興国インドネシアで作られたことに意味がある。
- ali********
4.0点
このインドネシア映画の男たちは、単純に悪く強欲で、勝気の女性にやられてしまう。正義が悪を滅ぼすのだが、シンプルすぎて、本当に正義なのかという疑問も生じるお話です。・・・子供の頃に読んだアラビアの童話「アリババと40人の盗賊」を、思い出しました。アリババという聡明な女召使が、盗賊たちの捜索をうまくごまかし、最後は、壺の中に隠れている盗賊たちに、煮えたぎる油を注ぎこむのです。 ところ替わって、インドネシアとは別のある国の、2番目に大きな都市での物語です。この豊かな商工業都市の自治をなくそうとする男たちは、頭も働き、弁もうまく、住民の過半数の支持を集めてしまう。勇気と知恵を持つ人々は、「市」を廃止するのは、金の卵を産むニワトリを殺して食べるようなものだと批判します。でも、ともかく強そうな指導者が好きな人、豊かな都市の財産を取り上げてみんなに分けてくれるという夢を信じる人、選挙で落選させてやると脅されて従う宗教団体などが登場しまして、これも童話のような、悪夢のような話になっています。
- ken********
4.0点
強盗団に襲われた女性の話のインドネシア映画。 この土地の風習のような強盗団なんですかね。 この荒野の事件に、あまり怖がることもない人たちと不思議な雰囲気漂う映画。 けっこうシュールな絵づくり。 これが、ナシゴレン・ウエスタンとはうまく言ったものです。
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