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女は二度決断する (2017)

AUS DEM NICHTS/IN THE FADE

監督
ファティ・アキン
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3.62 / 評価:503件

変化を導き入れない血なまぐさい映画

  • 文字読み さん
  • 2018年4月29日 22時22分
  • 閲覧数 750
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

2017年。ファティ・アキン監督。裏社会とも関わりのあるトルコ系移民の男と結婚したドイツ人の女は、足を洗った男との間に息子も生まれて幸せに暮らしている。ところが、爆発テロで二人を失ってどん底に。犯人が捕まってみると極右の若い夫婦だったが、裁判の過程で証拠不十分となって、、、という話。

極右勢力が現実的な問題になっているドイツだからか、犯行の背景とか動機とか心情にはまったく触れず、明確な証拠もないまま、主人公はみじんの逡巡さえせずに復讐にまい進していく。逆に、鳥が飛んでいるくらいで一度目の決行を躊躇するのが解せないくらい。それほど、主人公の絶望を主観的に追いかけている。

最初の設定が最後まで変わることなく続き、映画のなかに「変化」が現れない。恐ろしいのは、主人公の決断には「血」がまといついていること。バスタブの湯に溶け出す手首からの大量の血、夫と息子の殺害現場に飛び散る血、一度目の決行を止めたときに久びりに始まった生理の血。変化ではなく血によって場面が展開していくなんて、なんて血なまぐさい映画だろう。

詳細評価

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