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女は二度決断する (2017)

AUS DEM NICHTS/IN THE FADE

監督
ファティ・アキン
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3.61 / 評価:543件

Aus dem Nichts(すべてを失った状況から)

「怖い映画だった」というのが、友人の感想です。もちろんメインテーマは、家族を殺した人種差別者が厳格な法手続きで裁かれないとき、どうするか、という決断と実行のまじめで深刻な問題で、日本でも起こりそうなことです。残された女性が犯人を「処刑」するには、いくつかのハードルを越えないといけないし、そもそもそんな違法行為をしてもいいのか、という迷いもあるでしょう。しかしドイツ人ですから、法手続きを進める側も頑固ですが、犯人を自ら裁きたい女性の方も意志が固い。

主人公の女性にとっては、原題通り、「Aus dem Nichts」(すべてを失った状況から)の決断と行動なのです。題名の日本語訳は、よろしくないですね。

なお、犯人が裁判手続きで相当な処罰を受けない理由が、この映画では証拠やアリバイの厳格な解釈であって(一般論としては被疑者の人権保障が目的)、裁判官が人種差別に加担したとか、日本で指摘されるような、犯人が精神疾患で罪を免れたといった理由ではないので、上のテーマをストレートに扱うことができています。一昨年のフランス映画『エル ELLE』も、同じような自力救済(復讐)の問題を扱っていました。

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