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名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん) (2018)

監督
立川譲
  • みたいムービー 1,240
  • みたログ 7,433

4.09 / 評価:5982件

「相棒」ばりのシナリオと安室さんの孤独

  • era***** さん
  • 2018年6月18日 0時57分
  • 閲覧数 3114
  • 役立ち度 20
    • 総合評価
    • ★★★★★

コナン映画は毎年劇場で観ていますが、今年の映画はネットの評判を聞くと女性がきゃーきゃーいうチャラいやつなんだろうなと思って敬遠していました。

正直ここ数年のコナン映画は、途中で本筋と逸れたファンサービスっぽいキャラやシーンが出てきたりして「何年もやってると、このキャラ出してあのセリフを言わせて〜等、外野から色々言われて大変なんだろうな」と、中だるみみたいなものを感じていたのですが、今回はそういうことが一切ありませんでした。シナリオも割と難解で、起訴関係の用語、庁や省、またIOTがどうしたみたいな話が容赦なくバンバン出てきて、派手なアクションシーンを除けばもはや「相棒」並み。だがそれがいい。お子さんを連れて行かれるのはお勧めではありませんが、つまり大人向けであると思います。

アクションシーンについても、例年のようなあまりにも常人離れした絶対に成功しなさそうなアクションがあると「いやそれは死ぬで」と割と冷静になってしまうたちなので、今年のアクションは派手でありつつも頑張れば人知を超えなさそうな範囲でしたので、集中して鑑賞できました。

さて肝心の安室さんについては、ピンチのたびに「どうしよう」じゃなく「任せろ」「こうしよう」と代替案を出すメンタルの強さ、その割に時々カッとなる人間くささ、摑み合いになったあと相手を追わないといけないのにジャケットの襟をなおす余裕など見所はたくさんあり、かっこよかったです。

ところで、私がコナンを好きな理由のひとつに「属人性(仕事がその人にしかできない状態)が高いキャラが繋がって、お互いの能力や秘密を共有し危機を乗り越える爽快さ」があります。コナン君の属人性は、仲間が増え回を追うごとに緩和されてきていてほっこりしていたのですが、ここへきて、安室さんの属人性がずばぬけて高く、この人の孤独はコナン君の比ではないんだろうなと感じるシーンがあり、大の大人がこんな子供を頼らなければならないなんて辛すぎて、エンディング終わるまで泣いてました。ですので、私が安室さんに抱いた印象は「かっこいい」よりも「可哀想」が強かったです。頼れそうな仲間とか上司はいないのでしょうか。そこが魅力なのかも知れないのですけど。余計なお世話と思いますが、できれば幸せになってほしい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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