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アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
2018年5月4日公開

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル

I, TONYA

PG121202018年5月4日公開

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5.0

これがアスリートでもいいじゃないか。

モデルとなったトーニャ・ハーディング、アルベールビル、リレハンメルの冬季オリンピックに出場。 驚いたことにもう30年も前なのだ…。 オリンピック出場経験者であるにもかかわらず、ライバルのナンシー・ケリガン選手を襲撃した黒幕(襲撃したのは元夫らしい)として、悪名高い女性となってしまいました。 スポーツには全く興味がない僕ですら、オリンピックに絡んだライバル襲撃事件、本番での靴ひも問題は覚えているくらいだから、オリンピック最大のスキャンダルと言われるのもうべなるかな。 もっとも、今回の「東京オリンピック」はオリンピック開催自体が史上最大のスキャンダルみたいなもんだけど。 この映画を見ていると、アスリートなんて連中がいかにいい加減なものかと分かります。 でも、僕にとっては、この「いい加減さ」がかえって彼らをいとおしくさせてくれるのです。 特に、トーニャの後先考えない行動は、ストイックに練習を続けるアスリートなんかよりも、よっぽど人間臭くて好きなのです。 スケート協会のお偉いさんが「オリンピック代表ということは国の代表であり、良き国民を代表しなければいけない。」というような嘘くさいセリフをのたまうから、その裏返しとしての「結局大衆はヒール(悪役)を求めているんだ。」というトーニャのセリフに納得させられます。 『シーサイド・スクワット』でエロ可愛いハーレ・クインを演じたマーゴット・ロビーが性悪女を見事に演じて、好感度さらにアップ。 それにしても、スケートシーンはどうやって撮影したんでしょうか。 エンドロールのトーニャ・ハーディングの実際の映像を見るとそのキレのあるスケーティングは見事だと思わされます。

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