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劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- (2018)

監督
西浦正記
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  • みたログ 1.7万

2.77 / 評価:14,292件

なんかねぇ 重みがない

  • kog さん
  • 2018年7月28日 2時56分
  • 閲覧数 9737
  • 役立ち度 219
    • 総合評価
    • ★★★★★

ドラマ版は毎話しっかり見ていたというわけではなく暇だったらつけて見てたぐらいの感じです。
では感想ですが、

重みがない

今丁度NHKで透明なゆりかごってドラマやってるのをご存知でしょうか?
とある産婦人科を舞台に清原かや演じる看護師の卵がまあいろんなこと、嬉しいこと、悲しいこと含めて目撃するっていう話なんです
けどね。このドラマ、めちゃくちゃリアルなんですよね。何がリアルかというと出産という医療行為、時には初めて耳にするような専門用語も出てきますが、そしてその出産に関わる様々な人間模様ですね。あまりにもリアル過ぎる現実の前に目を覆いたくなるも見てしまうという感じなんですが。何が言いたいかっていうとこれはすごく重みがある話で、あるいはそういう風に見せることに成功してるんです。これは過去の(過去のっていうのが大事)コードブルーだってそういうものだったはずなんですよ。なんですが今作は決定的にそういう重みの部分において完全に失敗してしまっていますね。透明なゆりかごと今回のコードブルー、明暗を分けた最大の原因は医療行為というものに対するアプローチ。ってかこれを話の主軸として人間模様を描く。これしか話の展開の仕方としてないじゃないですか。なのになんで?なんで結婚がどうとかそういう話に流れていっちゃうわけ?スパイス的な要素として盛り込むのはいいんですけどね、名探偵コナンでいろんなカップルが出てくるみたいに。あれはいいんですよ。だって主軸であるミステリー要素を極みに極めているから。でもこの場合ちょっとやり過ぎですね。コードブルーってめちゃくちゃ医療行為というものに対して誠実なアプローチの仕方をしてるって思ってたのに。映画ではものすごく適当っていうかちゃんとしてない。特にある人が助かる場面、人が助かるってことはそこに適切な医療行為プロセスがあったってことなのに、それを濁しちゃってるとことかあって。結果的に感動シーンだけが箇条書きにみたいに羅列されてるだけで本物の感動に結びつかない、陳腐に見えるってことになっちゃったってことですね。こういう感動シーンは、主軸である本作であれば医療行為、これをきっちり、詳しく、専門的に、逃げずに、描くことで感動に結びつく。

とはいっても僕にだって血は流れているので、一応泣けそうなシーンはありました。ありましたが、それだけで映画としてよくできているとはとても言い難いですね。演出やセリフの付け方とかも大体テレビで見られるようなものばっかりで、映画との差別化を図るには程遠い。結論として、ドラマの熱心なファンでない限り1800円を叩く価値はあまりないでしょう。

詳細評価

物語
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音楽

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