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響-HIBIKI- (2018)

監督
月川翔
  • みたいムービー 923
  • みたログ 3,575

4.00 / 評価:3,155件

作家とは何か?

  • gtk***** さん
  • 2019年7月28日 23時58分
  • 閲覧数 332
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

何気なく見たけど面白かったな。

結局のところ何が言いたい映画かと言うと、作家とは何か?に尽きると思うんだけど、漫画原作の映画でラスト深い話になっていったのでちょっと驚いたです。

文豪とは「人生とは何か?」を生涯掛けて考え続ける人の事、と何かの本で読んだ記憶があるけど、この映画の主題は作家とは人間とは何か?なんじゃないですかね。
特に答えは出てないし、傑作はまだ書いてないらしいですけど、エキセントリックで破天荒な彼女を見て、通俗的な思考や意識の外側を見る訳です。作品論とかね。

暴力を振るった彼女は筆を折るべきだ!!
的な思考で、通俗的で普通な感覚の人は低評価しそうな作品。

暴力を含めて、人間とは何か?作家とは何か?を考える実に深い作品なんだけど、面白いのはその暴力が笑いになっているところ。
彼女自身、直木賞と芥川賞両方に足場を置いているんだけど、暴力→笑い→暴力→存在論と、エンタメから始まって文芸(深み)の方に流れていく様が、なかなかの離れ業だった。

ここが自分のこの作品に対する評価ポイントですかね。

最初から深い話やろうとしても、現在の邦画のレベルだと色々難しいんだよね。
自分も何本か邦画に満点打ってるけど、ほとんどエンタメ作品だしね。

平手友梨奈ちゃんは良かったけど、ほぼ漫画のキャラクターだから通用したんだろうな。作品構成のおかげで良く見えたと思う。
初出演・初主演で代表作出来たね。
本人も望外の成功じゃないですか?

ということで、久々の邦画の良作でした。
★4つを進呈。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 知的
  • 切ない
  • コミカル
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