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グッバイ・シングル
2018年4月7日公開

グッバイ・シングル

FAMILYHOOD

1202018年4月7日公開

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3.0

コメディーでも、みんな大好きマ・ドンソク

…レビュー数は未だ3件のみだ。  殆ど人目に付かない作品なんだな。  …あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。  『かつてはトップ女優として一世を風靡したジュヨン(キム・ヘス)は、年を重ねて以前のような人気はなくなっていた。  おまけに年下の恋人の浮気も発覚し、がけっぷち状態の彼女は偽装妊娠を企てる。  想定外の独身スターの妊娠をマスコミが騒ぎ立て、ジュヨンの友人でスタイリストのピョング(マ・ドンソク)らが対応に追われる。』  冒頭、ジュヨンが魅力的な唇を作ろうとして薬を射ち、魅力的になるどころか、唇が晴れ上がって醜女になった顔が気色悪かったな~。  以降、その顔がトラウマになって全くストーリーに身が入らなかったが、彼女の長年のスタイリスト役でマ・ドンソクが登場してくれたので、そのトラウマも帳消しになった。  で、落ち目の独身スターのジュヨンは、寂しさを紛らわすために養子縁組を思い立つものの、親になる資格はなかなかクリアーできず、更に落ち込むのだった。  病院での診察の際、医者から「生理はいつ来たの?」と聞かれたので、近頃その気配のなかったジュヨンは、よもやの妊娠?と小躍りしたのも束の間、医者から「閉経です」と告げられて、人生の終幕を迎えたかのように悄然としてしまうのだった。  そんな折、ジュヨンはダンジ(キム・ヒョンス)という少女と出会う。  ダンジは未だ中学生でありながら妊娠してしまい、彼女は姉との貧しい2人暮らしで、しかも、芸術高校に行きたいという夢を持っていたのだった。  そんな矢先に妊娠が発覚し、とても赤ちゃんを産んで育てるなんてことはできず、堕胎するために産婦人科を訪れていたのだった。  閉経の身のジュヨンは、これ幸いとばかりにある提案をダンジに持ち掛けるのだった。  その提案とは、ダンジのお腹の赤ちゃんを養子として1億ウォンで引き取り、赤ちゃんが産まれるまでジュヨンの家で同居するという突拍子もないものだった。  で、奇妙な同居生活が始まるのだが、ジュヨンはお腹に詰め物をして自分が妊娠したと偽りの記者発表をし、その行為は勇気ある女性だと再び芸能界で脚光を浴びるようになり、ママさん役のCMの仕事も舞い込むようになって万々歳だ。  ストーリーを追うのに飽きてきたので、この辺で纏めに入ろう。  ジュヨンの気色悪い顔も話が進むうちに落ち着きを取り戻してきたが、落ち目の女優の我儘し放題には苛々されっ放しだったな。  普通だったらドン引きするところ、根っこには、どこか天然で憎めないキャラが顔出しするので、それなりに付き合わされてしまうのだった。  ジュヨンのスタイリストのピョングも同じ心境なのだろう。  「また、やらかしてくれた」と嘆きながらも、ジュヨンの尻拭いをすると同時に、彼女の我儘の全てをコーディネートするかのように尽くすのだった。  そんな役柄をマ・ドンソクが上腕二頭筋を封じ込んでファッショナブルなメガネと衣装に身を包んで演じているが、内から滲み出る優しさは彼ならではのものだったな。  で、ストーリー的には、ジュヨンの偽装妊娠はバレてしまい、マスコミの悪意ある集中砲火を浴びる羽目になるが、ジュヨンの女性としての真の魅力に惹かれたニュースキャスターとのラブラブは微笑ましかったな。  ジュヨンとは割り切れない気持ちを引き摺っていたダンジだったが、無事に元気な赤ちゃんを出産し、血は繋がっていなくてもジュヨンと真の家族を築いていく幕引きは爽やかだったな。  冒頭、ジュヨンの気色悪い顔にトラウマになってしまった本作だったが、観終わってみれば、マ・ドンソクの出演のお陰で、心が温かくなる一見の価値はありの3.2点といったところかな。  厳ついマ・ドンソクだが、コメディーをやらせても、みんな大好きのマ・ドンソクだったな。  (メモ 総レビュー数:3560件、2020年度3作品目)

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