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妻よ薔薇のように 家族はつらいよ III (2018)

監督
山田洋次
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3.70 / 評価:853件

My Wife,My Life

  • bwa***** さん
  • 2021年4月8日 17時06分
  • 閲覧数 149
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

山田洋次監督による「家族はつらいよ」シリーズの3作目。今回は「妻よ薔薇のように」というタイトルがついている事からも妻である平田史枝(夏川結衣)
がクローズアップされた題材になっています。
ある日平田家に空き巣が入り、史枝が貯めていたヘソクリ貯金を盗まれた事での騒動です。
もらっていた生活費の中から何年もかけて貯めていたヘソクリは史枝がやりたい事もしないでコツコツと貯めていたお金なのに、夫の幸之助(西村まさ彦)
は「俺が大変な思いをして稼いできた金からピンハネした金だろ。俺が汗をかきかき、大変な思いしている時間にお前は昼寝か。いい気なもんだな。金をとられていい気なものだな。稼ぐ身にもなってみろ」

史枝がそれが原因で家を出てしまいます。史枝のいない平田家はパニックになります。いかに史枝の存在が大切だったのかを知る事になります。
幸之助が史枝を迎えに行った時のセリフです。
「俺にはお前が必要だよ。いなきゃ困るよ」
目を見れずにいう精一杯の幸之助のセリフ、グッときました。

専業主婦の仕事の問題。
いつの世にも言われる事です。家にいて家庭を守っている事に対して過小評価をし過ぎるきらいがあります。
「家計のやりくりや子育てや家事をすべてゆだねているから、一生懸命働くことができる。いわば役割分担なんだろ。20年間に渡る子育てや家事・労働がどんなに大変なものであったか、どれほど価値のあるものなのか、少しは想像したことがあるのか」

何にしてもこの家族の中心は家族が集まっての家族会議のシーンです。書かれていての演技なのですが、ここの会話の間とかが全て計算されていて、見ごたえがあります。この家族会議に何時間、時間をかけているのかと思います。シーンはわずかですが、みなさんのやりとりの微妙な空気感が何とも言えません。

旧態然とした昭和の空気感のやりとりです。今は少なくなった「家族」の寓話かもしれません。でもどこかに憧れがあって、こういうのもいいなぁと思います。ただ実際に何かといえば親戚中が集まってくるなんて、たまらないと思いますけどね。

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