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マルクス・エンゲルス (2017)

LE JEUNE KARL MARX/THE YOUNG KARL MARX

監督
ラウル・ペック
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  • みたログ 174

3.39 / 評価:134件

当時、階級社会だったことが如実に示される

  • hir******** さん
  • 2019年1月27日 12時40分
  • 閲覧数 540
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

(1)
1848年、共産党宣言(共産主義者同盟綱領)発表までの物語。映画は、マルクス(1818-1883)30歳、エンゲルス(1820-95)32歳までの数年間を描く。
(2)
マルクスは短気で自己中心的。そして、きわめて過激!頭は回転が速く優秀。Cf. 第1インターナショナル(1864-72分裂)のマルクスはスターリン的独裁者だ。
(3)
エンゲルスは工場主で、父親の共同経営者。マルクスを金銭的に援助する。『イギリスにおける労働者階級の状態』はエンゲルスが実地調査した労作だ。
(4)
マルクスは貧困の時期が多かったが、遺産を相続し羽振りの良い時もあった。マルクスの妻イェニーは貴族出身でマルクスは自慢したが、下級貴族だ。
(5)
プルードン(1809-65)(仏)は無政府主義・社会主義の大家。「所有とは盗みである」と述べた。若いマルクスは相手にされない。プルードンはマルクスの上の世代。これに対しバクーニンとマルクスは同世代。バクーニン(1814-76)(露)は無政府主義者だが、反ユダヤ主義でもあった。
(5)
当時のドイツでは、山の木を盗むと農民は所有者から撲殺された。また工場労働者は半奴隷状態で「失うものは何もない」と言って過言でない。映画は、当時の社会が、階級社会であったことを如実に示す。

詳細評価

物語
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  • 勇敢
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