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パティ・ケイク$ (2017)

PATTI CAKE$

監督
ジェレミー・ジャスパー
  • みたいムービー 65
  • みたログ 156

3.84 / 評価:110件

食わず嫌いしないで、観てイカッタ!

  • fg9***** さん
  • 2019年8月2日 15時21分
  • 閲覧数 243
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

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あらすじは解説の次のとおり
『ニュージャージーで酒浸りの母、車椅子の祖母と暮らす23歳のパティ(ダニエル・マクドナルド)は憧れのラッパーO-Zのように音楽で成功したいと思っていた
ある日パティは、フリースタイルのラップバトルに参加し、見事勝利を収める
そして諦めかけていた夢への再挑戦を決めた彼女に、オーディション出場のチャンスが訪れ』
「ラップ」というジャンルがあんまり好きくないので冷やかし半分で観始めたら、主人公らしき女性が太めのビジュアルでお世辞にも美しくないので、これは外れだったかなと思い始める
また、パティのママが飲んだくれの毒親過ぎるので更に苛々は募るが、パティはそんな日常を腐しながらも、場末のバーで真面目に働いてシッカリと家計を支え、更にお祖母ちゃんの看護まで甲斐甲斐しく面倒をみている健気さに次第に魅かれてくる
パティは、近隣の野郎どもに「ダンボ!」と揶揄われていたが、そんな中傷にはめげず、いつの日か自分の得意な「ラップ」で此奴らを見返してやると心密かに誓っていたのだった
そんなある日、町中でフリースタイルのラップバトルが繰り広げられていたので、試しに参加し、自分の日常の鬱積した詩をラップのリズムに載せて演じてみると、「ダンボ」と揶揄していた野郎どもからもやんやの声援を浴びるのだった
それに気を良くしたパティは、インド系青年のジェリ、クラブのステージで見掛けた寡黙なアフリカ系のバスタードとともに、ヒップホップグループを結成するのだった
そのメンバーに、パティのお祖母ちゃんのナナまでが加わったのにはビックラこいた
で、デモCDを作って、ラジオ局のDJのその道の権威の女性に配ったりし、また、憧れのラッパーO-Zに手渡す機会にも恵まれたが、この大御所野郎は聴きもせずにタバコの吸い殻をデモCDに擦り付けるのだった
意気消沈するパティに更に不幸が訪れる
なんと!ナナ祖母ちゃんが倒れてしまったのだった
病院のベッドに横たわるナナ祖母ちゃんの傍らで、パティは弱音を吐く
「スターになれると思ってたのに……」
それを聞き咎めたナナ祖母ちゃんは次のように言う
「バカだねぇ…。もう、なっているだろう…私のスーパースターに……」
この場面はちょっぴりウルルとしてしまったな
でも、ナナ祖母ちゃんは、パティが真のスーパースターになるのを見届けずに亡くなってしまうのだった
話が長くなりそうなので、以下、概略のみですっ飛ばそう
落ち込んで自暴自棄になり、夢を諦めんとするパティ
そんなパティを見限って親友ジェリは離脱していく
荒んだパティの心に仄かな兆しが瞬く
寡黙なバスタードの存在だ
2人の恋の芽生えも描かれる
毒親の母親の過去も紡がれる
母親にもロック歌手を志した若かりし時代があったのだ
2人は音楽を通じて打ち解けていく
ある日、ラジオ局のDJの女性から連絡が入る
新人のラップコンテスト出場への誘いだった
パティはジェリに謝罪し、グループを再結成してコンテストに出場する
母親とも和解し、コンテストで全力を尽くすべく、美容師の母親から髪を整えて貰う
このシーンもジワ~っときたな~
後はもう、書くまでもないだろう…
会場には不仲だった母親も駆け付けて声援を送るまではイカッタが、パティの出番になって興に乗り始めると、母ちゃんまでもが一緒になってシャウトし始める場面は笑える
出だしのパティはブーイングを喰らっていたが、一旦軌道に乗り出すとパティの勢いは止まらない
あらん限りの力を振り絞って渾身のラップを刻み始める
観客も盛り上がりを見せ始め、終盤に至るや、パティと観客は一体となり、キレのある怒涛のラップを颯爽と奏でる
パティたちに勝利の女神は微笑まなかったが、パティたちは力を出し尽くした満足感に浸りながら家路へと急ぐ
すると!車のカーステレオからパティたちのデビュー曲が流れ始め……ウワ~~イ!ヤッタ!!ヤッタ~~!!!\(^_^)/ヽ(^o^)丿で幕を閉じる……といった内容だ
ストーリーとしては、音楽系の王道をいくアルアル・サクセスストーリーだが、ダンボキャラのパティを巡っての三世代の女性の物語も織り込められており、また、メンバーの面々も個性豊かなイイ奴だったので見飽きなかった
「ラップ」というジャンルはあまり得手ではなかったが、メンバーの4人の名前を冠した「P(パティ)B(バスタード)N(ナナ)J(ジェリ)」という楽曲はイカッタな
ナナ祖母ちゃんが濁声で「♪PBNJ♪」とラップを刻む個所と、ジェリのパートのメロディラインは癖になりそうなほどに素敵だった
パティの詩は早過ぎて字幕を追うのが精一杯で、じっくり味わっている暇もなかったが、パティのラップに賭ける情熱と直向きさは痛いほどに伝わってきたっけな
食わず嫌いしないで、観てイカッタの3.6点といったところかな
(メモ 総レビュー数:3423件、2019年度253作品目)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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