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劇場版 誰ガ為のアルケミスト (2019)

監督
河森正治
  • みたいムービー 23
  • みたログ 91

3.94 / 評価:83件

河森作品ファン以外にはオススメできません

  • rig***** さん
  • 2019年6月23日 10時54分
  • 閲覧数 241
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

原作ゲームを1年半ほどプレイしていて、
河森作品をあまり知らない観客のレビューになります。

結論から言ってしまいますと、
以下に該当する方以外にはオススメできません。
・原作をプレイしていて、キャラクターが動くだけで楽しめる方
・河森監督作品のファン
・わかりやすくて安直なストーリーでも感動できる方


私は原作をプレイしていますが、それでも
「え……?」となる点が多々ありました。
原作の設定自体に曖昧な部分があり、それが今回の映画における
“説得力”を著しく揺るがしているように感じました。
原作からの圧力なのか、原作への気遣いなのか、
無理に原作設定を入れようとしているせいで
作品自体の完成度が低くなってしまったのかなと思います。

その点から、原作を知っている私でさえも
「キャラクターが動いているだけでうれしい!」ということ以外には
特に感動できる部分はありませんでした。


河森監督の作品をあまり知らない私でも、
ロボットや戦闘シーンの動きはすばらしいと思えるほど、
圧倒的な迫力と驚きがありました。
なので、河森監督のファンの方はもっと楽しめると思います。

とにかくアクションシーンはどれもすごかったです。


ストーリーはとんでもなく陳腐なもので、
今時のアニメ映画でもここまで浅はかなものは少ないと思います。
ありきたりな展開に、予想できる結末、わかりやすい感動ポイント、
観客の予想を良い意味で裏切ってくれる要素は1つもありませんでした。

映画に、心を揺さぶられるような“何か”を求めている私にとっては、
毒にも薬にもならない退屈な物語に感じました。

ただ逆に言えば、安心して観ていられると言い換えることもできます。
この映画を観て、考えさせられることもないですし、
しばらく動けなくなるような衝撃もないので、
そういうものが苦手な方には良いかもしれません。


「原作を知らなくても楽しめる」というご意見もありますが、
注意していただきたいのは、その中でも特定の方だけです。
何も知らずに観て、誰もが大きな満足感が得られるほど、
この映画は「映画としての完成度」は高くありません。

アニメとしての出来はすばらしいかもしれませんが、
映画としての出来は「中の下」です。
アクションシーンを除けば、残念ながら「期待はずれ」という
評価に尽きる作品だと思います。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ファンタジー
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