子供たちの未来が幸せでありますように
- 映画の評価をしてみます さん
- 2020年8月30日 16時53分
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- 総合評価
犯罪を生業にしているのに幸せそうに見えます。
血が繋がりがなくても、まるで家族のようです。
終盤で関係が崩壊したとき悲しくなりました。
その一方で安堵感もありました。
社会的には不器用で、知恵もなくて、
都会の片隅で貧しく寄り添うように生きてる。
彼らが弱者であるからこそ、困窮しつつも
新たな弱者を受け入れる優しさがある。
共鳴し合うから離れたくなくなる。
そういうのも「絆」って言うのかもね。
祥太は新しい世界でもやっていけそう。
もともと頭は良さそうだ。
治の方が依存していたように見えたし。
ゆりはどうだ。本当の親の元へ帰っても
画面から明るい未来が見えてこない。
でも何だろう。
たとえ偽物でも、家族とか、絆とか、
そういう「いい世界」を見た経験が、
あの子を支えてくれそうな気がする。
詳細評価
イメージワード
- 悲しい
- 不思議
- 知的
- 切ない
- コミカル
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