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食い逃げキラー (2018)

監督
中前勇児
  • みたいムービー 1
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2.67 / 評価:12件

錯綜する思い思いな重い想い

  • aix***** さん
  • 2021年2月24日 1時49分
  • 閲覧数 38
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

何故か食い逃げの横行するファミレスを舞台に、その捕獲を目指す主人公の活躍を描く物語…かと思いきや。

「スイーツお菊」「ステーキの鉄」等の二つ名を持った食い逃げ師達と食い逃げキラーとの激しくもコミカルな痛快娯楽作だと思っていたら、想像の遥かに斜め下だった。

主人公は幼少期のネグレクト被害から食い逃げを始めて、練習せずに才能の開花した元陸上選手で、五輪選考会前日にも軽い気持ちで食い逃げをしたら追いかけてきた店主が事故に遭い、それがトラウマとなって陸上界から姿を消す。
主人公を食い逃げキラーに勝手に任命したファミレスの痛いバイトリーダーは、食い逃げが人生を変えてしまうことを知っているので食い逃げ犯の手口を執拗に記録して捕獲に躍起。実は主人公のトラウマの契機となった、事故に遭った店主の娘。食い逃げしたラスボスを追いかけて父親同様に事故に遭う。
ラスボスは天賦の才ある主人公と異なり五輪選考会に全てを賭けすぎてドーピングに手を染めたライバルで、トラウマで選考会を棄権した主人公との決着をつける為に食い逃げを続けて挑発する。
そもそも何故食い逃げが横行しているかというと、本社社員が舞台となった店の売り上げを激減させて閉店に追い込み新事業の店を開店させる為に食い逃げを煽っているから。

言葉を選べば業や過去を背負った主人公等の赦しと再生の物語なんだろうけど…。
主人公達のドラマを描くなら二つ名を持つ食い逃げ常習犯が邪魔。
食い逃げ常習犯とのバトルを描くなら主人公達の重い想いが邪魔。
どっち付かずなまま、しかも「世紀の対決」と煽ったラスボスのライバルとの決着場面を描かないまま物語は終了。なんじゃそりゃ。

そんな割に竹中直人、石井正則、マキタスポーツ、赤星昇一郎、聡太郎、写真出演の六平直政、原田龍二と脇役が無駄に豪華。
もったいないなぁ…。

という訳で、当然ながら星1つ。
原田龍二の「変態仮面っぽい食い逃げ犯」がどうやって食い逃げするんだか、写真だけでなく実演してくれてたら星2つ…だったかも。

個人的には全くオススメ出来ません。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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