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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian (2018)

監督
塩谷直義
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4.15 / 評価:340件

久々に青臭い宜野座さん来た!

  • TとM さん
  • 2020年2月4日 23時59分
  • 閲覧数 125
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

CASE.1で「眼鏡を外し、カッコよくなった宜野座」を堪能した。外見だけじゃなく、あるべき姿に固執して余裕がなかった部分が、まるで憑き物が落ちたように無くなり、円熟味が出たというか、いい感じに枯れたというか、まぁとにかく「ギノさんカッコいい!」と惚れ惚れした。

で、過去編のCASE.2。「若い!青い!子供っぽい!」と、本筋よりも宜野座ウォッチに夢中。
直前に「大人なギノ」を見せられていただけに、嬉しいギャップ。
シリーズを作ってきた人たちのキャラ愛を感じた瞬間でございました。

本筋の方も、征陸・縢・青柳などが元気に公安やっている頃の話なので、シビュラシステムに対する不信感や胡散臭さが醸し出す、絶妙なバランス感覚を感じられて興味深い。

システムという、人が構築した人ならざるもの、感情を排除した暴力的な合理性を頂点とする統治。
システムには成し得ない、偽善的でヒロイックな野望に邁進する不遜さ。
シビュラがまだブラックボックスである世界で、人間らしさが成せる正義とは何なのか。人間らしさの代償とは何なのか。
とてもPhyco-passらしいストーリーで、シリーズ好きにはたまらない1本だったと思う。

アニメ2期の序盤から登場してるわりに、地味だった須郷にスポットが当たっている所も良い。
須郷が公安に来る前の、軍人時代の事件として描かれる今作は、須郷の目を通してえぐり出される歴史の1ページでもある。
彼にとって、この事件は忘れ難い出来事だろう。でも、それでいいのだ。
過去は人を苦しめる時もあるが、過去に出会った人の何気ない言葉や行動が、前に進む力をくれることもあるのだから。
それは宜野座を見ていても感じられる。

単純に刑事ものとしても楽しめるけど、今作はしっかり世界観を把握して観た方が断然面白い。
人はいつだって人を思う生き物だけど、高度にシステム化された世界という下敷きが、その哀しみと歓びを際立たせてくれる。

詳細評価

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