あらすじ・解説
受刑者の道徳心の育成や心の救済を行う教誨師の中でも死刑囚専門の牧師・佐伯(大杉漣)は、独房で孤独な生活を送る死刑囚たちの良き理解者だった。6人の死刑囚たちに寄り添い対話を重ねる中、自分の思いがしっかりと届いているのか、彼らを安らかな死へと導くことは正しいことなのかと葛藤し、自身も過去と向き合う。
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作品レビュー(87件)
- nin********
4.0点
ネタバレ死刑について考えさせられる映画
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kaz********
4.0点
死刑囚の心情の安定を図り、罪を悔い改め安らかな死を迎えられるよう話を聴く教誨師て凄い。強い意志の持ち主でなければ務まらないと思う。それもボランティアというから敬服する。 佐伯保はプロテスタントの牧師で教誨師をしている。6人の死刑囚の話を聴くが、みな曲者揃いで『心情の安定』どころじゃない。鈴木は一言もしゃべらず佐伯が自身の話を聴かす。進藤は字の書けないホームレスでキリスト教に入信したいと話す。吉田はヤクザの組長で別の殺人を隠している。野口は認知症がかっているのか橋本と言う架空の人物の話をする。小川は気の弱い父親で子が面会に来ないのを気にしている。高宮は博識で佐伯の論理の矛盾をついて反論する。 人を殺めた事情は様々であるが、罪を悔い改めている度合いもそれぞれ違う。佐伯は、急に怒りだす者や泣き出す者に戸惑いながら教誨を続ける。 中でもてこずったのは高宮。佐伯の話に反論する高宮は、教誨を受けた理由を「暇だから」と言う。「どんな命だって大事」と言う佐伯に「牧師さんは豚や牛を食べないか」と逆襲する。そして「計画をやり遂げたら世の中変わると思っていたが1ミリも変わらなかった。あなたも教誨なんて無駄なこと止めたら」と言う。 佐伯自身も兄が人を殺し自殺するという経験を持つ。苦悩する佐伯に、幻の兄は「逃げちゃえば」と言うのだが、佐伯は逃げないことを決意する。 年末が近づき、(死刑執行が)「そろそろありそうだ」と吉田が慄くなか、所長から死刑執行に立ち合うよう佐伯は要請される。・・・・・・・・。 ラスト、進藤からもらった美女のグラビアの裏に、字を覚えた進藤が書いた『あなたがたのうち、だれがわたしに、つみがあると、せめうるのか』という文章があったのはどういう意味だろうか。
- min********
4.0点
ネタバレ評価が分かれる作品
このレビューにはネタバレが含まれています。 - mit********
5.0点
ネタバレ評価だけしてある映画 その3 Wikipedia参照しつつ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - 佐々木
2.0点
本当に話してるだけ。 30分でギブアップ。
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