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カメラを止めるな!
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カメラを止めるな!

ONE CUT OF THE DEAD

962018年6月23日公開

たーちゃん

5.0

ネタバレゾンビもので、生中継で、ワンカットの30分

ゾンビ映画を撮影している廃墟が元日本軍が人体実験をしていて、死人を生き返らせる事をしていたと噂のある場所。ここで本当に起こっていく恐怖映画。 ゾンビ映画の休憩中に実際のゾンビが現れてパニックになるスタッフとキャストたち。というゾンビ映画を撮影するスタッフという映画。 マトリョーシカのような映画で、そこに加えて主演俳優とメイク役の女優が事故で来ることができず、監督の日暮隆之(濱津隆之)が監督役を日暮の妻で元女優の日暮晴美(しゅはまはるみ)が出演する事になります。 実際の監督をやりながら監督をする日暮。俳優たちのトラブルが上手いタイミングで酒に酔った俳優が戻したり。水に当たった俳優がトイレに行きたいところを止める事で叫び声を出したり。生放送でのドキドキ感が伝わってきます。 撮影の裏側のスタッフの動きと、実際の作品をうまくリンクさせてセミドキュメンタリータッチで撮影していきます。用意の時間がかかるため、実際の時間とリンク出来ないので、途中でカメラマンが腰をおかしくして、カメラアシスタントに変わっていい画面が撮れたり。実際のディレクターを監督の娘の真央(真魚)がうまいディレクションをして乗り越えて行きます。 最終の血文字が画面に映るのでゾンビが出現したというオチなのですが、ラストの撮影で使用するはずだったクレーンがつかえなくなります。 プロデューサーはカットを変えて乗り越えようと提案しますが、その画面がないと説得力がないと言います。 映画の血のりを浴びせさせる手作り感や、クレーンの代わりにキャストスタッフでピラミッドを組み、俯瞰の画面を演出するシーンは感動ものです。 それは娘の真央が幼い時に父親にしてもらった記憶があったからでした。 親子の確執がありながらも、どこかで父親に尊敬の念があったのだと親子愛を感じるシーンでした。 映画作りの手作り感と本当に映画が好きな人たちがアイディアを出し合って作り上げた作品だという情熱が伝わってくる作品でした。 本当の監督たちスタッフにも同じようなバックステージがあるんでしょう。 画面の裏側にいるスタッフの熱さが伝わってきました。 音楽の入れ方もうまかったです。

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