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薄墨桜 -GARO- (2018)

監督
西村聡
  • みたいムービー 10
  • みたログ 49

3.77 / 評価:44件

これぞ待ち望んだ平安GARO!

  • rio***** さん
  • 2018年10月12日 0時52分
  • 閲覧数 755
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

TV版は当時の製作事情からかなり苦しい出来でした。
しかし、今回の映画版にそんな懸念など入り込む余地はありません。

最初はやはりアクション。そしてその際の作画クオリティ。
他の作品でもそうなのですが、桂正和氏のデザインはリアルに寄ったもので、結構安定しなかったりするのですがそこは映画、色気のあるデザインをしっかりとアニメに落とし込んでいました。
激しいシーンでもそれは崩れることなく、これが見たかったんだよ!となったのは私だけではないはず。

CGの鎧描写も洗練され、輝くようなエフェクトが目を引きます。手描きによるケレン味のあるシーンなどはCGモデルのサイズを変更しパースをつけたのだとか。お陰で迫力はバッチリ!
星明が結界を張るシーンも素晴らしい演出に進化していました。

次に背景美術。
京都をモチーフにした擬似平安世界がこの作品の肝ですが、残念ながらTV版では表現し切れていませんでした。
ですが今作では街並みや竹林など美麗な背景が…特に見た人であれば竹林のシーンは心に残ったのではないでしょうか。

脚本は「炎の刻印」で本編と映画共に担当した小林靖子氏が執筆。
TV版での関係をそのままに、世界観を壊さずに組み立てられたストーリーは何となく安心感がありました。
新キャラである明羅が星明と相対するキャラクターであるため、若干主人公である雷吼の活躍は薄いものの、ほぼ全キャラクターに見せ場があるのはさすがの一言。

敵は日本人であれば知らない人は少ないであろうあの三大怨霊のお一人。
彼と道長との対比は中々狂気的(実際周囲のキャラ一同道長にドン引き)で、道長の顛末が是非とも見たいと思わせるほどでした。



さてつらつらと書きましたが、こちらの作品は基本TV版の「紅蓮ノ月」を見たことが前提のものです。なので手放しにオススメするのはちょっと憚られます。

が、既存ファンならばTV版での不満を払拭できる、もしくは軽減できるのは間違い無しの作品となっています!

TV版のイメージから見るのを躊躇っている方は是非ご覧になるのをオススメします!

詳細評価

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音楽

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