予習必要ですが面白かった!
- 六錠 さん
- 2018年10月14日 10時06分
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- 総合評価
テレビアニメ版は何となく惰性で観てましたが、ダメ元で観た映画でしたが、すごく良かったです。
ホラーチックな雰囲気、物悲しさのあるバックボーン、しびれる構図、派手で爽快なアクションは「牙狼シリーズを観たー!」という満足感がありました。
クライマックスに入るまでは伏線を静かに積み込んで行く感じなのですが、薄墨桜の復活からの対決、そしてザンガとの共闘は一気に盛り上がってワクワクしました。
ただ、元々の深夜特撮ヒーローの牙狼と、それから派生した平安版アニメのテレビシリーズを知らないと、どうしても分かりにくい部分があるのはちょっと残念。
私は牙狼シリーズが大好きなので、満足度で加点(笑)
今回は菅原道真と藤原道長にまつわる話になっていますが、あくまで「ファンタジー活劇アニメ」なので、その辺は目くじら立てずに楽しむべきかなと。
観終わったあと、元凶たるキャラは生き残り、新たに恨みつらみを残したキャラがいるので、「あれ?もしかして続編あるのかな?」という感じがしました。
この感じで続編あるなら観ます。
ただ、続きやるなら、キャラ絵はもう少しちゃんとチェックして欲しいかな。
ラスト近くのいいシーンで、輪郭崩壊状態のままアップになって、しかもそのシーンがやたら長いもんだから、気になって気になってセリフ頭に入ってこなかったよ…。
背景やバトル映像が良く出来てただけに、そこだけが残念。
星明と明羅が見た目的にかなりキャラ被りなので、最初その二人が血縁関係かと思いましたが、関係なかったです(笑)
でも、桂正和先生のキャラデザはヒーローっぽくて好きですね。
以下、初見さんのためのざっくり知識。
ライコウ(主人公):魔物(ホラー)を倒すのが使命の黄金騎士ガロ。
セイメイ:ライコウと共にホラーを倒す魔戒法師。(陰陽師な美人)
キントキ:ライコウの従者。(金太郎っぽい少年)
ハカマダレ:白蓮騎士ザンガ。ガロの仲間。(元々貴族で元盗賊)
イナリ:ホラーの出現を察知して指令を出す「番犬所」のオカッパ神官ズ。
源頼信:ライコウの異母弟。元ガロ候補。
藤原道長:有能な皮をかぶった有害な権力者。かなり変態。
アキラ:映画ゲスト
トキマル:映画ゲスト
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