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30年後の同窓会 (2017)

LAST FLAG FLYING

監督
リチャード・リンクレイター
  • みたいムービー 129
  • みたログ 400

3.50 / 評価:303件

☆4.5

  • yuk******** さん
  • 2018年7月19日 15時30分
  • 閲覧数 896
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

タイトルから想像した展開と???
ちょっと困惑しました(損している部分もあるかな・・・) 
ちょっと意訳ですかね、気持ちはわかりますが本来のタイトルと離れすぎかな…

困惑顔のドクが時々見せるなんともいえないかわいい笑い
有り余るエネルギーを振りまくサルの心に抱えているもの
真面目腐ったミューラーに浮かぶワイルドな裏の顔(笑)

3人のおじさま達が絶妙でした
一緒に旅するブルーノマーズ似の若者も
イヤな上官もなかなか
この上官にユーモアを持たせる辺りに人間への期待と優しさを感じました
静かに優しさが沁みます

マンチェスターバイザシーのように
行間を感じるような 小説のような感じもありますね

ミューラーの神父姿に最初 凄い違和感で
ニヤニヤしてしまった・・・
あまりに印象的な俳優さんなのでこの違和感続くかと心配したのですが
過去とのギャップを孕んだミューラーの感じが重なり◎

三人の会話が続くにつれてだんだん昔の三人の姿が見えてきて
くだらない会話に苦笑しつつも 顔がニヤついて 
ちょっと胸がいっぱいに…

極限状態を分かち合った仲間だからこそ
その姿を見せあった仲だからこそ 通じるものがあるのでしょうね
決して戦争を肯定はしないです
でも続いてしまった戦争の悲劇と苦痛と絶望の中で
すごく大きなものを得た
全てをかけて何かに立ち向かった

なんとなく 最近見た映画ラッキーを見た時の気持ちになりました

…used to

兵士になる以外 特にすることが見つからなかった
家族のないあの若者
三人の嘘に救われたお母さん
戦争がもつ 生きてゆくことがもつ 理由のない理不尽さ
どうにもならない 思うままにならない人生
いったい何が正解なのか

ただ仲間を守るために戦った
大統領がどれほどの気持ちで哀悼の意を語っているのかわからないけれど
印象的なセリフでした

それでも
ドクを誘いながら
前向きに生きるやる気を取り戻したように見えるサル
そして再びつながった三人の縁=携帯(笑)

それでも生きていく

切なくて胸が痛んでも 涙がこぼれても
それでも笑っている

最後の手紙 ドクに細やかかもしれないけれど 
とても大きな救いがあって 
そうかあ・・・と

なぜあれほど衝撃を受けてドラマチックに感じるのか
人間だから?

最後の軍服姿カッコよかったなあ・・・
戦うからじゃない 信念があるから

この作品を映画館で見る意味・・とよぎった瞬間もありましたが
エンディングの曲を聞きながら
この映画のもつ懐かしい暖かさを感じ
この世界観 この時代の空気に浸るには その価値があった気がして
なんだか癒されました

映画はやはり可能な限り映画館で鑑賞したいものです♪

携帯電話か・・・
今は弊害も多く感じるSNS、スマホ、ネットetc

本当に会いたいと思いさえすればきっとまた会える
(by王家衛) あの線路の夜景もなにか通じるものが…

大切な人 懐かしい人と 繋がること
その再会の可能性や勇気の壁を低くしたのも確かなのだな・・・と、ふと

あの頃(映画の時代)を思いつつ
現代(未来)はどんな世界なのか・・・

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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