あらすじ・解説
アドルフ・ヒトラー率いるナチスドイツは、ユダヤ人を敵視し、膨大な人々を惨殺してきた。その一方でドイツの首都ベルリンには、ユダヤ人たちがさまざまな場所に潜伏し、生き延びた人々もいた。激しい迫害と戦火にさらされながらも、必死に生き抜いたツィオマ・シェーンハウスさん、オイゲン・フリーデさん、ルート・アルントさん、ハンニ・レヴィさんの証言を基に、物語が展開する。
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予告編・動画
作品レビュー(31件)
- ichiev
4.0点
ナチスから逃れるために、ベルリンに潜伏していた人々の自らが語る貴重なシーンを間に挟みながら それぞれの人物の状況や立場、行動や感情、 その後の人生を誇張なく真実に沿って描いてる 家族や仲間との当たり前の横の繋がりから 分断されて、過酷な時代を一人の人間として 法を問わず生き抜きたいという 強い意志とエネルギーを感じて 気がつけば登場人物たちに感情移入していた 直接的な戦争やナチスの迫害の恐ろしさは 描かれていないのがかえって状況に緊迫感 を与えている 自分を偽りかき消すように文字通り 潜伏して一日を生きる姿に自分だったらと その姿に重ねづにはいられなかった 演者たちも魅力的でそれぞれ個性が美しい
- MOON
4.0点
それにしてもヒトラーのしたことの残虐性は悪魔としか思えない。 どれだけの人生を奪い取ったのか… どんなに追い詰められても必ず助けてくれる人が現れる。 それが唯一の救いかもしれない。 そして生き抜いた人たちの物語なので、辛いばかりの内容と違い見終わった時の疲れは少ない。
- つとみ
2.0点
ホロコーストをベルリンで生き延びた四人のユダヤ人の物語。 最初にインタビュー映像が出て、そのあと本編と思われる当時を再現した映像に変わっていくが、2サイクル目のインタビュー映像が出たくらいに、これはダメだなと思った。 彼らのインタビューの内容は興味深いし、とても有意義なものだが、本作がドキュメンタリーではない映画だと仮定するなら、こんなに酷い映画もそうそうないと思う。 当時の映像で、若き生存者たちがピンチになったりするところで、それを補完するようにインタビュー映像が挟まる。そんな説明は要らないんだよ。観ている者に考えさせたり感じたりする余白を持たせて欲しい。何でもかんでも説明するな。 緊迫の場面でいちいち入ってくるインタビュー映像のせいで没入感など皆無だよ。 これではテレビ番組の再現VTRか、悪くすれば中高生が授業で見る教育ビデオと何ら変わらない。 ドキュメンタリー映画は好きではないので観ないため、ドキュメンタリーとしての出来や価値については何も言えないけれど、本作がドキュメンタリーではないというならば、こんな作品を評価してはいけないと思う。 本当は、世界的な右傾化の流れを凄く感じて面白かったりしたけど、それは映画の出来とは関係ないからなあ。
- tos********
3.0点
ホロコーストを逃れた四人のユダヤ人のインタビューを交えた再現映像作品。徐々に取り締まりが強化される状況に、身分証を偽造する、反ナチスの人に匿ってもらう、黒髪を金髪に染める、などで逮捕を逃れ生き延びた人々。 彼らでさえ、当時ナチスドイツで行われた大量虐殺を信じられなかったのが印象に残ります。
- おおぶね
4.0点
どうしたら人間はホロコーストを起こせるのか? ソ連軍はベルリンで500万人レイプした。 誰を信じて生きればいいのか?
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