ここから本文です

人魚の眠る家 (2018)

監督
堤幸彦
  • みたいムービー 970
  • みたログ 3,934

3.83 / 評価:3185件

考えるきっかけ

  • asa***** さん
  • 2020年4月12日 13時49分
  • 閲覧数 1396
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

重いテーマの作品だし、胸が痛くなるので何度も観たいとは思いませんが、観る価値のある映画だと思います。

「それでもボクはやってない」という映画で痴漢冤罪の怖さを知ったように、
この映画で脳死について考える機会を得ました。

自分だったら脳死判定して、臓器提供をして欲しいと思っていますが、逆に息子が脳死状態になった場合、私は心臓を止める決断をできるか、それは想像しただけで恐怖です。

経済的に余裕がなければ、あの家族のように最善の環境で延命処置をすることはできないので、その辺はちょっと現実味を感じませんでしたが、周囲の人たちの反応とか、科学の力で身体を動かすことへの賛否等、予想外の問題もあって、その辺は具体的に考えさせられました。

すごく上手いやり方で本心と向かい合わさせるなぁと感心したのは、母親が娘に刃物を突きつけるシーンです。

やはりあんな風にされると咄嗟に「殺さないで!」と思ってしまう。
(例え本物の死体でも、刃物で刺すのは見たくないものですが)
そこで、どっちつかずの気持ちで見ていた人も、心の奥では女の子は生きていると認識していたことに気付かされます。

旦那さんが担当医に「やはり私は心臓が止まることが死だと思う」と言った時に「じゃあ、お嬢さんはずっと生き続けているということになりますね。他の子の体の中で心臓は動いているのだから。」というのは、ちょっと出来過ぎな会話ではありますが、娘の死という不幸に耐えて生きていく上で、お守りのような考え方になると思います。

あと、松坂慶子さんや子役の子達が、すごく良かったです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ