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日日是好日 (2018)

監督
大森立嗣
  • みたいムービー 989
  • みたログ 3,617

3.92 / 評価:2866件

心地よい画と音と人生の気づきと

  • mar******** さん
  • 2021年4月5日 2時35分
  • 閲覧数 295
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

実家に帰省時、録画されていたものを深夜に鑑賞しました。

とても静かで淡々とした映画なのにすごく豊かだった。

魅力の一つ目に
黒木華や多部未華子の可憐な美しさ。

黒木華の顔の小ささと首の細さのバランスが、人形のようで素敵。
前に一度洋画のレビューでも書いたが、この人もまつ毛の生え方すらかわいいって思った2人目の人間です。

二人のファッションもとてもレトロなかわいさでセンスよくて本当に画が持つ。

そして二つ目に
樹木希林さん。
この人が出てくると、一筋縄じゃ行かないんだろうと思ってしまい、最初あのふくさの複雑な手ほどきが実は全くのでたらめなんではないかと思ってしまった。すみません、ちゃんとれっきとした茶の師範でした。

希林さんの、人生の全てを知ってるような達観した存在ならではの説得力。この人以外考えられない役でした。

若い二人に、茶道を通して人生を教えていくこの物語を、希林さんの晩年に作り上げていただき監督よ感謝、と勝手に思う。

典ちゃんと茶道の距離感と、彼女の周囲で起こる人生のエピソードの絡み合い方がよかった。

就職がうまくいかなかったり、仲良しのいとこには人生のおいてけぼりをくらったり、恋愛で裏切られたり、突然の家族の死だったり。
もちろん悲しいことばかりではなかったはずだけど、そんな辛い場面などで人生を生き抜く知恵や気づきを教えてくれるのが武田先生とその茶道だった。

また、映画全体を通して音が心地よい。お湯を注いだ際や雨の水の音。茶道具をそっと置く音。ふくさの擦れる音。
流行りのASMR好きの自分としては、お茶をたてるシャコシャコした音は新たなお気に入り追加です。

そして
物語の最後典ちゃんは、教える側にたつのだ。それはまた一からのスタート。
これからもっともっと魅力的な女性になるんではないかな。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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