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ゲヘナ
2018年7月30日公開

ゲヘナ

GEHENNA: WHERE DEATH LIVES

1062018年7月30日公開

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3.0

女、強っ!!

サイパンの海辺をリゾート開発するためにやってきた女性と仲間たち。 すごくキレイなサイパンのリゾート地が映し出されてからの 不気味なボージョボー人形や注意しても退かない原住民が出てきて不吉な予感。 地下に続く階段を下ってしまいホラー映画が始まります。 この映画、『皆で助かろう!』のスタイルではなく、 各々が『何あれ!気になる!つっこめ-!!(ダッシュ)』なかんじで やばそうなところに突っ込んでいったり立ち向かっていく強人達の集まりです。 女、肝据わっててめっちゃ強っ!! 途中、皆がチートすぎてゲームを見てるような感覚になって中だるみしてしまうのですが、 ラストの恐怖はたまりませんでした。 サイパンの歴史・戦争などを題材にしつつ、デリケートすぎる歴史に あまり触れすぎないように独自に設定を考えてあるのも良かったです。 -------------------- この映画、恐怖を煽るような叫び声や怯える人などがいるような『パニック映画』ではなく、 怖さとは…?ということを練られている『ホラー映画』なので、 派手な脅かし・演出なども少ないので全年齢安心して見れる内容です。 ポスターのアイツ、そんなに出てきません。 それぞれの登場人物が抱えた『死』のトラウマ。 不吉な場所で断片的に写されるトラウマたちが形になったとき、 それが『死の生ける場所』として現れてしまったのかなと考えながら鑑賞しました。 設定や世界観はアメリカな映画なのですが、 こういう内面からじわじわ怖さを煽るのは日本のホラー映画のようで、 それぞれのいいところを持ち合わせた作品です。 -------------------- トーク付きの上映で鑑賞したのでそこでのお話も補足したいと思います。 ・クラウドファンディングで集められて作られた出資金で作られた作品。 ・監督は映画に携わりたいと18歳で渡米し特殊メイクの技術で映画業界に携わっていたが、今作が初監督作品。 ・監督が造形のプロということで造形や特殊メイクへのこだわりが凄かったり、  CGを1箇所だけしか使っていないということでアイディアに驚き。   ・不気味な老人役のダグ・ジョーンズは  「シェイプ・オブ・ウォーター」のアイツ(半漁人)や  「パンズ・ラビリンス」のアイツ(目玉のやつ)や  「ヘルボーイ」のアイツ(ブルー)をやっているあの人。(あの体系、CGとかじゃないんだ…!!) ・素の顔が58歳に見えない…!!(若い) ・監督からのオファーに快く快諾。(監督の人脈やら信頼がすごい) 監督の次回作はでんでんさんが出るとの事でそっちも楽しみにしてます!

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