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かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発- (2018)

監督
吉田康弘
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3.91 / 評価:802件

家族の絆。それは思い出のサツマイモカレー

 久々のこのシリーズ。ローカル線と地方の美しい景色。そして、おそらく幼き頃、誰もが一度は憧れたことのある電車の運転手の物語。ま、この映画はディーゼル車ですけどね。電車の運転手への憧れって不思議ですよね。これは、パイロットになりたいとか、宇宙飛行士になりたいとかというのは、ちょっと違うような気がするのです。
 パンフレットに掲載されていたプロデューサーの話によると、コンスタントにこのシリーズを撮りたいと思っていたけれど、鉄道会社の協力が不可欠であり、実現までに7年もかかったとのこと。そうでしょうねぇ。でも、今回も素敵な路線を見つけましたね。
 さて物語は、血のつながらない、また遠く離れていた家族の新たなる誕生を描いた物で、予定調和のストーリーとは言え、丁寧に創り上げられていたと思います。
 ただ、あの小学校は、あまりにひどいでしょう。先生経験者の話を聞くと、母の日とか父の日の行事は、小学校にとって重要なものであるだけに、子供たちの家庭環境の把握は、最優先事項とのこと。ましてや、半成人式は、一生に一度のことです。あのような学校の対応では、下手すりゃトラウマになってしまいますよ。物語上とても重要なエピソードではありますが、これだけは、ちょっといただけなかったかな。
 でも、有村架純の運転する列車には是非乗ってみたいと思いますし、何といっても、素晴らしかったのはワキを固めた國村隼の名演技でしょう。渋くて、それでいて華があって、貴重な役者さんだと思います。
 それに加え、富貴晴美の音楽も映像にマッチしてました。今年は「西郷どん」で大河のテーマ曲イメージを一新してくれましたが、この作品では、「マッサン」のような、スコットランド風牧歌的フレーズで、画面を彩ってくれました。
 映画に刺激を求める人には不向きかもしれませんが、安らぎや癒やしを求める人には、ゼッタイお勧めの作品でありますよ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ファンタジー
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