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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 (2018)

監督
前田哲
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  • みたログ 3,102

3.92 / 評価:2,622件

鹿と野 これが洋じゃなければ誰がやるのか

  • ねじまき鳥 さん
  • 2019年10月20日 16時01分
  • 閲覧数 951
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

病気ものはあんまりなぁと敬遠していたのですが、こうやって鑑賞すると、さすが、大泉洋と思わされた作品でした。

闘病をこんなにもサバサバと、ワガママに、好き放題で、臆することなく、それでいて全く憎めないこのキャラクター、大泉洋にぴったり。
それでも、もちろん粘り強く、困難にも立ち向かい、誰かに頼らないと生きていけない自分を受け入れ、それをサラリと周囲に訴えかける軽やかさ。これもまたぴったり。

役の設定として身のこなしを封じられてもなお、ちゃんと大泉洋であり、いや、鹿野であり、ちゃんと周りの人をその魅力で取り込める個が溢れ出ているのでした。他に出来る人、思いつかないなあ。

実話なので、個としては実際の鹿野さんのキャラクターがチャーミングなのでしょうね。
誰かの助けがないと生きられない。
生きたいと訴えることは普通のことなんだ。家族じゃないと、とか、お金がないと、とか、そんな条件じゃなく、たくさんの人で少しずつ時間と手間を供出して紡ぐ命。

手を差し伸べる、というよいな上から下への何かではなく、ただただ横に手を繋ぎ、その暖かさを感じながら紡ぐような。繋がってるから暖かさを感じる。

今時の子として飛び込んできたみさきちゃんが取り込まれるまでが早い気もしましたが、高畑充希もまた天真爛漫で良かったし、悩める三浦春馬も相変わらず憎らしいまでの爽やかさ&かっこよさ&笑顔でまたもやハートをつかまれちゃいました。

ボランティアだって、完璧じゃない。
悩みもするし、苛立つし、そんな影響もボランティアにもちろん出るし。
それで当たり前。
でも、人付き合いをしてるのだから、鹿野さんの笑顔を見たい、喜んで欲しいのも当たり前。

鹿野さんと大泉洋のマリアージュに心温かくなる作品です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 勇敢
  • 切ない
  • コミカル
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