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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 (2018)

監督
前田哲
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3.87 / 評価:3879件

介護現場の厳しい現実

  • tom******** さん
  • 2021年5月30日 20時05分
  • 閲覧数 646
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

私は長年母を一人で在宅介護してきた者です。24時間目が離せません。夜間の体位変換も痰の吸引も一人でやりました。睡眠時間は細切れで数時間しかとれません。本当に共倒れになる寸前で介護は終わりました。

母は意思疎通ができなかったために、私が想像して介護関係者に要望を色々言うしかありません。しかし、言えば言うほど悪者、厄介者扱いです。主治医やケアマネ、介護施設や訪問看護、訪問入浴・・「お前ら本当にプロなのか?」と失望しました。プロに任せておけない現実があります。家族目線でそれほどレベルが低いのです。特に女性は対立した時に感情的になり、プロであること、サービス業であることの意識は希薄です。サポートしてくれる人間と闘わなければいけない状態でした。こうやって余計に孤立した在宅介護でした。それでも少数の理解者がいて救われました。

鹿野さんは、本当に良くぞご自身の意思を押し通したと思います。周囲と喧嘩しても見放されなかったのは、まさに命がけの生活が周囲を動かしたのでしょう。「あれ?今夜僕一人にするの?痰の吸引やってくれなきゃ窒息して死んじゃうよ?いいの?」なんて言われたら、やらざるを得ないし。

また、障がいを持った人が鹿野さんのようにはできない、鹿野さんがマイノリティだからこそ、映画化されるわけです。障がいを持った人が、もっと自由に生きられたら・・。健常者も明日は我が身です。困っている人がいたら協力したい、と改めて思いました。

詳細評価

物語
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音楽

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