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GODZILLA 星を喰う者 (2018)

監督
静野孔文
瀬下寛之
  • みたいムービー 153
  • みたログ 1,204

2.47 / 評価:1034件

どんどんつまらなくなり、最後は酷い

  • iwa******** さん
  • 2021年8月25日 11時06分
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

1,2と見て、段々怪しくなっていった作品なのですが
終盤になってとにかく、肩透かしの連続でつまらなくなりました

ゴジラの熱線の描写、ギドラの登場などは良いと思ったのですが、それ以外はまー、つまらないとしか言えない出来でした

満を持して登場したギドラとはまともに戦わない
戦闘内容が、ただ噛み付いて有利になって、また不利になって、倒されて終わるギドラ
まさかアニメなのに特撮未満の動きがほぼない戦闘内容しかないと思いませんでした

2のメカゴジラシティ(ほぼメカゴジラ要素なし)での戦いの方が、まだ戦って感があっただけにすごい肩透かし戦闘
説明と雰囲気が壮大なだけで、ギドラが噛み付く映像と解説と主人公の過去を挟んだ精神世界で構成された冗長なだけのギドラとゴジラの対決

とにかく設定だけが壮大なギドラが一方的にゴジラを追い詰めて、途中で弱体化してやられるだけで終わる

しかも、2でどことなく出てくるだろうなーと期待していたモスラなんか精神世界でシルエットだけ登場して終わり
ずっと卵なままで、幼体すら出現しない始末
主人公を助ける役割だったとしても、あまりにもまともな活躍も出番もない。よくよく考えても、出さなくても別にいい話の展開で登場した雑な扱い


SF的な解説はいいとして、問題なのが随所に挟まれる宗教的な描写と表現の数々
色々な人間の価値観やありかたや信仰を論じる様相は本当に宗教アニメと言っても差しつかえないほど

3は話しのほとんどが、信仰どうたらこうたら、人間がどうたらこうたら、主人公がどうたらこうたら、ギドラがどうたらこうたら、長ったらしい自論と説明のオンパレード

怪獣が二体登場しても戦闘らしい戦闘描写が皆無

そんで最後が一番酷いのですが、主人公がナノマシン葬りたいがために、自分を好いていた女性とともにゴジラに突貫して自殺エンド(子供作って奥さんも作った矢先)

作品の途中で、命を繋ぐとか生き残るのがどうとか色々言ってた割に

主人公にほぼ魅力がないのもポイントなんですが、ゴジラに対する憎しみと倒し方に関する迷いしかなく、あげくが黒幕の親友に終始踊らされていただけ

最期がただ自分の導き出した勝手な考えによる勝手な行動。常に自分中心の勝手な行動ばかりが目立つ

しかもラストに至る為に、強引に仲間の考え方を変えたとしか思えない話し運び
メカゴジラシティの話し辺りでナノマシンは危険だと思ってたであろう博士キャラが、急にナノマシンを使おうとするなど

正直ラストは悲壮感と呼べるモノを表現しきれていないどころの話じゃない

まだ襲ってきたゴジラを相手に、みんなを逃がすためにやむおえず特攻したとかならまだ印象はよかったのですが(それでも、命を繋ぐとか生き残ることが重要とかなんとか言ってた作品の提示した思想すら投げ捨ててますが)

つまらないだけならまだよかったのですが、もう最後は酷いとしか言いようがない出来でした

このアニメが提示した最後の結論が、『人間は文明を持たずに、ゴジラに隠れてこそこそ生きろ』そんなメッセージが如実に伝わる内容で終わるんです

響くものもなければ、面白いものもなく、とにかく見どころも面白さもどんどんなくなっていく映画

ちなみに過去の文明の怨嗟は悪いもんだから、未来に持っていくべきではない、と主人公は主張していました
ですが、そもそもナノマシンが結局悪いテクノロジーだったのかどうかも明確にわからない(博士キャラいわく、上手く使えば人間の文明が戻って来る救世主だったかもしれない)

主人公の操作に忠実にナノマシンで強化したロボットが最後まで動いていたことを考えれば、結局のところよくある使い方次第テクノロジーだった可能性が高い

そもそも自爆特攻するにしても、他に処分方法がいくらでもあったんじゃないのか、博士説得なりして処分する為の案を時間をかけて考えて用意すれば良かったんじゃないのか

主人公の親友(黒幕)がナノマシンは地球を汚染するみたいだから危険と主張していましたが、あれも結局ギドラ召喚の為の誇張した表現だったのなら、主人公の行動が人類の文明再建を完全に絶った勝手な行動にしかならない、という結論まで出る始末です

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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