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上映中

ボヘミアン・ラプソディ (2018)

BOHEMIAN RHAPSODY

監督
ブライアン・シンガー
  • みたいムービー 4,162
  • みたログ 2.8万

4.53 / 評価:23,296件

フレディの生き様を描き切った傑作

  • pha***** さん
  • 2019年1月15日 3時38分
  • 閲覧数 2979
  • 役立ち度 52
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画にはなにか魔法がかかっている気がする。
なぜ、今の時代にクィーンの映画がこれだけ人の心を掴んだのであろうか?

全編、バンドの成長とスターダムを駆け上がっていくシーンもあるが、全体的に重たい。フレディの内面の孤独、隠されたセクシャリティなどがその要因だろう。なのに目が離せない。フレディだけではなく、バンドのメンバー、メアリー、両親と関わる人との関係が、表面上だけではなく、剥き出しの感情でぶつかりあうシーンが多い。名曲が誕生した瞬間は丹念に描くが、全体のストーリーテリングは極少なく、思いきりカットした大胆な構成。そしてクライマックスのライブエイドの圧巻のシーンでカタルシスを得る。だが単にラストで盛り上がるだけの映画ではない。

確かにラストのエイブエイドのシーンの凝縮度、パワー、再現性は凄い。どれだけ製作陣が力を入れたかわかる。だがそれなら本物のライブエイドのビデオをみればよいのだ。多少事実とは異なっていても、映画としては、自身のセクシャリティを身内は理解し、エイズで余命を知り、ケンカ別れした大事なメンバーとの復帰ライブという彼にとっての終着点、頂点として描かれるから興奮するのだ。それまでの重たく彼自身が崩壊寸前までボロボロになっていく様を描いているからラストに解放感を得ることができる。この解放感が観客はもとよりフレディも感じたであろうと共感するのである。

人種マイノリティを乗り越え、シンガーを目指し、成功し、スターになり金銭的成功を得るが、彼は大半は孤独を感じていたように描かれる。しかし、ラストでは、彼は自身が決して孤独ではなく、多くの人間に愛され、愛した人間であったことを自身が理解し、それを思いきり表現する。それが彼のパフォーマンスで伝わってくる。だから観客の心も震えさせるのだろう。

にしてもやはり楽曲の魅力なしにこの映画は語れない。映画を見終わってもほとんどの人が頭の中でクィーンの音楽が鳴りまくっているだろう。

このサイトには音楽に☆の欄があるが、10個でも足りないくらいだ。

詳細評価

物語
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音楽

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