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上映中

ボヘミアン・ラプソディ (2018)

BOHEMIAN RHAPSODY

監督
ブライアン・シンガー
  • みたいムービー 4,145
  • みたログ 3.1万

4.51 / 評価:25419件

ブルシット・シネマ

  • A/Y さん
  • 2021年6月10日 23時03分
  • 閲覧数 813
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

いや失礼、言いすぎた。クソどうでもいい映画、とまでは、言わないでおこう。
でも、自分が「映画」に求めているようなものは、本作の制作陣にはどうでもいいものなんだろうな、と思う。かなしい。

最後のクライマックスに向けて、感情を煽るような作りには、なっている。逆に言うと、そこしか考えられていない。(冒頭シーンからいきなり過去に戻る「つなぎ」の時点で、下品なのだ。「規模」のカタルシスに訴えかけることで、観客の気持ちを一挙に掴もうとする浅はかさ…。誠実さがない)。
表向きは「フレディの伝記映画」なのだろうが、「人間」を描く気がないとしか思えない。フレディという人間の辿ってきた人生の、表層をただダイジェスト的につないでゆくだけ。
もっと丁寧に深めて描かれてしかるべき問題群が、それ以上掘り下げられることもなく、終始なんとなく流れていってしまう。
何万人という観客を前に起死回生、最高のパフォーマンスを見せる彼の姿をクライマックスに持ってくるのはいいとしても、そこに焦点をしぼりすぎるあまり、他がことごとく中途半端で、ただ記号を並べてるだけのよう。

主人公が似てようが似てなかろうが、いい映画はいい、と思ってしまう人間にとって、この映画のこだわりって、つくづくどうでもいいのだよ(再現度の高さとか、そういうオタク的な要素、まさにクソどうでもいい。それ以前に、ちゃんと誠実で丁寧に「映画」をつくってほしい)。

まぁ、とはいえ、こういうしょうもない、なさけない、かなしい男が、その人生でもって、何万人という観客を前に栄光のごとき歌をうたい、熱狂させ、合唱させ、堂々たるパフォーマンスを見せる姿、なにより、彼のこの人生があっての、この歌詞が、人の心に何かを投げかけてくるということはあるのだろうし、人の胸を打つということもあるのだろうな、とは思う。
しかしねぇ、そこに行くまでに、冷めちゃったよ…。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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