ここから本文です

クレイジー・リッチ! (2018)

CRAZY RICH ASIANS

監督
ジョン・M・チュウ
  • みたいムービー 201
  • みたログ 967

3.53 / 評価:716件

「デートムービー」で勝負する意義

  • my******** さん
  • 2021年4月24日 21時02分
  • 閲覧数 313
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

デートムービーにぴったりのコメディー色とちょうど良いライト感。笑えるポイントもたくさんあり、優秀なロマンティックコメディーだと思う。

とにかくギスギスしている関係性や駆け引きが楽しい。純粋な主人公と裏のある周りの人物たち。劇中でもオマージュがあったが、まさにアジア版シンデレラ。

ちょっと記憶が曖昧だが、クライマックスで気に入ったシーンがある。義母とマージャンをするシーンで主人公が「あなたは私に勝てない。私が付き合えば彼はあなたと離れるし、断れば彼は一生あなたを恨む。彼が一家に見合う女性と結婚して孫が生まれたら、それは惨めな私のおかげ」というセリフ。純粋にカッコいいし、逆を返せば幸せの追求と家族への貢献は結果的に繋がっているというアンサーにもなっている。

また、とにかく俳優一人一人がキラキラ輝いていたのが印象的。主人公はもちろんのこと、ミッシェル・ヨーの落ち着いた演技も説得力があり、夫に浮気されるお姉ちゃんの演技も物凄く柔らかく繊細なセリフの言い方で、すごく好きになった。また、ケン・チョンはいつもながらやり過ぎ感はあるが、オークワフィナとのシーンは相性抜群で楽しい。登場する全てのアジア人が生き生きしているという点だけでも制作意義があったと感じた。

ただ残念だったのは、主人公が「頭が良い」事が今作の後半でのキーポイントにもなっているのだが、職業が大学講師と言うだけで実際には「頭が良い」描写が全く無かったのがひっかかる。

今作は、ハリウッドにおけるアジア人の地位向上、またはアジア人に関する正当なキャスティングのため、制作はアジア人オンリーというアンビシャスな作品だが、それに対するメッセージ的なものは特になく、単純にアジア人だけでもこれだけ楽しませられて興行を上げられると示すための作品だったのだろう。その点で言えば大いに楽しめ興行的にも大ヒット、大成功だろう。それ以上に今まで白人主義が特に目立っていた「デートムービー」というジャンルで勝負した事が意義があったように思う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ