作品レビュー(58件)
- ina********
5.0点
ネタバレ主人公の葛藤
このレビューにはネタバレが含まれています。 - shoko
3.0点
オーストラリアのネットフリックスでみつけた映画。 目が覚めるようなブルーのドレスのアリシア・ヴィキャンデルの姿に既視感があって、スカーレット・ヨハンソンとコリン・ファースの映画『真珠の耳飾りの少女』と混同しそうになったけれど、はじめをちょっと見たら、チューリップのアニメーションがでてきて、17世紀のアムステルダムのチューリップ投資熱についての説明があったので、面白そう!と思いました。 見た目はフェルメールみたい、と思いましたが、フェルメールの絵画に触発され執筆した人気小説の映画化だと後から読んで、納得。 だけど小説としてはOKでも、映画のビジュアルとしてスカーレットさんの耳飾りの少女と似過ぎているのはいかがなものか。 それでもアリシアは良い女優さんだし、大御所ジュディ・デンチさんもでているし、17世紀オランダのセットや風俗がとてもゴージャスで珍しいし、チューリップバブルについてもまったく知らなかったので、中盤くらいまで興味深くみていました。 しかし、鑑賞後、これってテレビ映画?って聞いてしまうほど、プロットが強引というかチープというかハーレクインロマンス的、、。 Aリスト俳優もつかっているし、そうとうお金がかかっていそうな衣装やセットなのに、このモヤモヤ感はなんだろう。 う〜ん、ご都合主義すぎて、共感できない〜という感じかな。 ひどい目にあわされたアリシアの年上の夫のクリストフ・ヴァルツも物分かりが良過ぎ。 そして最後のハッピーエンディングの予感? 個人的にはクリストフ・ヴァルツにもともと苦手意識があって、アリシアの恋人のデイン・デハーンもちょっと若い頃のレオナルド・ディカプリオを彷彿させるルックスでありながらも、本作ではいまひとつケミストリーが感じられない。 脚本、演出、キャスティングに難ありか。 レイプと性的暴行で投獄されているワインスタインの会社の最後の作品だそうです。 公開が何度も延期されたり、興行的にも大コケで受難の作品。 もったいないですね。 星三つ。
- Karuna
5.0点
チューリップバブルに翻弄される純愛、私は好きでした。 あまり評価が高くないようだけれど、キリスト教、階級社会など当時のヨーロッパに関する知識、古典になじみがない日本人には分からないなかもしれない。 圧巻の映像美、俳優たちの競演、驚愕のストーリー展開に魅了されました。 アリシアヴィキャンデルの演技は言わずもがな、ディアデハーン、クリストファーヴァルツ、ホリデイグレインジャーなど脇を固める俳優陣も素晴らしい。 終始フェルメールの絵画を見ているようで映像美にも酔いました。 人間の愚かさ、儚さ、弱さがうまく描かれていて非常に深い。 ネタバレをせずに語るのが難しいので、ストーリーには触れませんが、原作も読みたくなりました。現代で言えば株のようにチューリップの球根への投資に熱狂していた当時の歴史もより知りたくなった。 評価があまりよくなかったのであまり期待をしていなかったが、いい意味で期待を裏切られた。私の琴線に触れました。 日本はこういう作品が評価されないのが悲しいですね。 大画面で見たかったです。
- mr_********
2.0点
まるで一昔前のパチンコ屋みたいな題名だけど(笑)、17世紀のオランダはチューリップの花や球根が投機の対象になっていた→チューリップ騒動? 主人公ソフィア(アリシア・ヴィカンデル)は孤児で、修道院で育てられ、美しい女性に成長、金持ちのコルネリス(クリストフ・ヴァルツ)と結婚して裕福な生活を送ることになった。 コルネリスは自分の家系を絶やさないためにソフィアに子供ができることを望むが、3年たっても一向に身ごもる気配がない。 そんな中、ソフィアは画家のヤン(ディーン・ハーン)と不倫の関係になってしまうが・・・。 映画の前半は孤児から裕福な家庭の女主人になったソフィアのリアルな生活を描くが、後半はコメディとしか思えない、ドタバタ喜劇的な展開になってしまったのは残念! 他の登場人物と比べると、一人コルネリスだけが善人に思える。一番の被害者だ。 しかし、自分を欺いた使用人だったマリアと魚屋の男ウイレム夫婦に全財産を譲る、という話は理屈に合わないし、自分の身を守るため、全員を巻き込んだソフィアに天罰が下るわけでも無いのは納得がいかない。 ソフィアはその後、ちゃっかり修道院に戻って何事もなかったかのように修道女に戻るってあり得ない。 せめて何らかの責任をとるべきだろうと思った。 最近アリシア・ヴィカンデルは引っ張りだこで出演作が多いが、こんな映画でヌードになってんじゃないよ、と言いたい。 ま、嫌いじゃないけど(笑)
- プリン
2.0点
ネタバレ微妙しか言いようがない
このレビューにはネタバレが含まれています。 - oce********
2.0点
チューリップバブルが起きている時代のオランダが舞台。 子供が出来ないことに悩む夫婦の妻が、訪れた画家に恋をする。 そのため召使と恋人を巻き込む事態に。 妻の方が悲劇みたいな描かれ方をされているが、中身を見ると明らかに悲劇なのは召使のマリアの方である。 恋人に勘違いされ、お腹を痛めた息子をご主人様の子供と鞍替えされてしまうのだから。 そもそもの話が召使の子供を自分の子供にという作戦がほとんどコメディであり、いかに真面目に演じていても信ぴょう性が薄い。 結局のところ夫のクリストフ・ヴァルツもそれほど嫌な奴ではないと分かり、そのフォローもないのだからこれは脚本が悪い。
- megu jasmine
4.0点
ネタバレ久々に号泣しました(ToT)
このレビューにはネタバレが含まれています。 - jts********
3.0点
劇場公開時に見逃していた本作を、アリシア・ヴィキャンデルさんを目当てにDVDにて観賞しました。 本作はなんとも捉えどころの無い作品という印象でした。歴史ものではないし恋愛ものの様な感じだが、サスペンスっぽい雰囲気もあり、主人公がはっきりしない。 決して悪くはないし、ラストのオチもまあ悪くはないのですが何かスッキリした様な、しない様な微妙な結末でした。 個人的には不倫の果てに死んだフリまでして旦那を騙くらかすなんて最低だと思うので誰にも感情移入できないところがそう感じさせるのでしょうね。 まあ、アリシア・ヴィキャンデルさんの美しい肢体も拝ませてもらったし、「ヴァレリアン」で可愛かったカーラ・デルヴィーニュさんも本作で再会出来たし、総合的には星3つとさせていただきます。
- あき
4.0点
壮大な歴史物ではないですが、オランダ舞台でチューリップバブルという珍しい題材と、不倫とはいえ惹かれあう若い男女の悲劇と思わぬ着地点のラストがよかった。コルネリウス役のクリストフヴァルツが復讐するんじゃないかと思ったもんねー。
- jmk236
3.0点
な作品でした。ヒーローが若いころのディカプリオ似で、本人が若いころに出ていた作品なのかと勘違いして見ました。凄い美人だとかねてから思っていたヒロインのアリシア・ヴィキャンデル、本作ではさほど美人に見えなかった。何でかな?相手役のディン・デハーンの役がさほどかっこよくなく、存在感がない(役が、であって役者が、ではない)ので、画面に華を添えるのが彼女単品になっており、それが足りない印象を助長したのかも。他サイトのレビューでエロいとか書いてあったけど、エロくないです。画面がめちゃくちゃ暗くてほとんど見えてません。脱いでないも同然です。話もかなりハラハラドキドキする展開なのですが、コメディ調にしてあるのか、心理描写はあっさり目、悪者っぽい人も大して悪者じゃなくて、大した流血沙汰も殺人もありません。最後は女中の女の子とその夫以外、残念賞的な幸せを手に入れるのですが、これだと映画全体の印象がぼやけてしまいます。あれだけいいものを詰め込んだのにこれはないでしょう。共興収入的にも大コケだったらしい。ヒロインだけで持たせてた感じ。
- サラ
3.0点
コルネリスは金持ちの嫌なオヤジという固定観念で観始めたのですが...こんな展開になるなんて、予想もつかなかったわ。美しいアリシアちゃん演じるソフィアが修道院育ちなのに、性欲丸出しでむしろお下品に見えた。デインデハーン演じる画家ヤンの良いところはイケメンな所のみですよね。魚屋の兄さんはどうなるかと思ったけど...凄く優しくて思いやりのあるコルネリスさんが、只々可愛そうで切なくなりました。
- yam********
2.0点
ネタバレ映像は美しい
このレビューにはネタバレが含まれています。 - ピスタチオ
4.0点
映画館で見逃しTV録画をやっと観る。 面白かった! チューリップの球根が相場の対象になるとは⁈ “ブレーカー”そんなに美しいかな? 物語もユニークでメイドのナレーションで展開して行く。 最初に立場が逆転とあったので、どうゆうこと?と思いながら 最後にエ〜ッ!とびっくり クリストファー・ヴァルツだからどんな恐ろしい結末が、、と 思っていたら、なんと、、。そう言う事だっのかと とても幸せな気分に。 画家も最後に教会でソフィアに会えて良かった、ヨカッタ。 17世紀のオランダだから、画面は暗め。 でも磨りガラスの窓辺にたたずむソフィアは フェルメールの絵そのもので何という美しさ! マリア役は、以前はまった海外ドラマで メディチ家のルクレツィアを演じていたっけ。 後味の良い映画でした。
- じぇろにも
3.0点
ネタバレチューリップの球根
このレビューにはネタバレが含まれています。 - has********
4.0点
ネタバレサスペンス要素が強い歴史作品
このレビューにはネタバレが含まれています。 - おおぶね
5.0点
オランダの狂気と愛を見事に描いている。 笑えたのはイギリスの強制徴募impressmentは知っていたが、当たり前だけど、オランダでも先にやっていたことがわかった。 いきなりいなくなるのだから酷かった。
- fg9********
3.0点
…あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。 『チューリップと絵画が投資や収集のブームだった17世紀のオランダ。 金持ちのコルネリス(クリストフ・ヴァルツ)の妻ソフィア(アリシア・ヴィキャンデル)は、子供ができないことに悩んでいた。 ある日、コルネリスは自分たちの肖像画を描いてもらうため青年画家のヤン(デイン・デハーン)を雇う。 やがて、ヤンとソフィアは惹かれ合うようになる。』 妻ソフィアとあるが、彼女は身寄りのない修道院育ちだったが、成人した後、自分とは親子ほど年の離れた裕福な商人・コルネリスに後妻として貰われていったのだ。 コルネリスは、うら若きソフィアにぞっこんだったが、前の奥さんとの間に子供が授からなかったので、ソフィアに一日も早く世継ぎが出来ることを望んでいるのだった。 で、夜毎、老体に鞭打ってソフィアとベッドを共にするが、なかなかその兆しは見えないのだった。 「我が兵よ、立ち上がるのだ!」と己を鼓舞しながら、イタすシーンは笑える。 で、以上のストーリーを誰がナレーションしているのかと思ったら、メイドのマリアで、ホリデイ・グレインジャーが演じていたが、色白で若き頃のドリュー・バリモアを彷彿とさせて綺麗だった(趣向的には、アリシア・ヴィキャンデルよりも好きかも……)。 で、マリアは出入りの魚屋と肉体関係にあったのだが、彼女が身籠ってしまうのだった。 メイドの分際で妊娠したなんてバレたら、この屋敷を追い出されてしまうと弱り果てたマリアは、ひっそりソフィアに打ち明けるとともに、「私をクビになんかしたら、奥様と画家とのこともご主人様にチクってやるから!」と恫喝することも忘れないのだった。 そんな頃、青年画家のヤンは、ソフィアを幸せにしてあげるべく、チューリップ・フィーバーにのめりこむのだった。 本作のデイン・デハーンは、『タイタニック』の頃のディカプリオに似ていたっけな~。 話を元に戻すと、マリアの妊娠を聞いたソフィアは、一計を案じるのだった。 医者を言い含め、自分が妊娠して子供を産む策をめぐらすのだが、如何せんバレバレのような気がしたものの、やがて臨月を迎えて、ソフィア=マリアは無事に赤子を出産するのだった。 コルネリスは天にも昇る喜びに打ち震えたが、その歓喜も束の間、無事に生まれた赤子の代償となって、ソフィアは伝染性のある病気を患い亡くなったという悲劇も味わう羽目になるのだった。 この展開もコルネリスにバレバレだよな~と思いながらも、以下の展開は爽やかだったので、眼を瞑ることにしよう。 ある日、コルネリスはソフィアたちの陰謀を耳にしてしまうのだった。 コルネリスを演じるクリストフ・ヴァルツは、狡猾で悪役だとオラッチの頭に刷り込まれているので、怒り猛り狂ってマリアを半殺しの目に合わせるのかと思ったら、全然違っていた。 コルネリスは、ガックリと項垂れたものの、自室に閉じ籠ってマリアに手紙をしたためるのだった。 親子ほども歳の違うソフィアを金にモノを言わせて所有してしまったこと……ひたすら世継ぎを産めと虐げてしまったこと……等々を連綿と綴り……そして、最後には、この屋敷をマリアと旦那に明け渡すので、この家で赤子を育てて欲しいと恃んでいたのだった。 で、コルネリスは、1人荷物を携えて東インドへと旅立つのだった。 なんとまぁ!器の大きな寛容な御仁だこと……お見逸れいたしやした……と同時に、可哀想でもあったな~。 ストーリーそのものを捉えれば、ツッコミどころは盛り沢山だったものの、修道院院長のジュディ・ディンチは登場するだけで存在感はあったし、コルネリスのお陰を以てして、なんだかんだあっても全員がハッピーエンドの幕引きはそれなりに爽やかだったので、一見の価値はあったの3.2点といったところかな。 (メモ 総レビュー数:3481件、2019年度311作品目)
- nog********
1.0点
ネタバレ登場人物バカばっかり
このレビューにはネタバレが含まれています。 - arl********
3.0点
全体的にのんきなお話です(ネタバレ?)。絵画的に綺麗な絵面(えづら)でしたね。ヴァルツ(役名失念)偉いぞ。アリシア綺麗でした。 娼婦役の女優、見たことあるけど誰だっけな?と思って調べたらスーサイド・スクワットでエンチャントレス(悪役)をやってた彼女(カーラ・デルヴィーニュ)なのね。綺麗でスタイルもいいね!
- MOON
4.0点
終わり方が素敵だった。 エンディングって大事なんだな… 観てよかった。