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もぎりさん

りゃんひさ

3.0

ネタバレもぎりさんよ、今回もありがとう

『もぎりさん』。 このタイトルで気が付いたひとは、余程キネカ大森に行っているひとですね。 昨年7月(ぐらいだったか)から、毎月1本新作が公開された、3分未満のシリーズ短編映画です。 本編上映前、それも予告編上映前に上映していました(と記憶しています)。 で、ことしからはキネカ大森以外のテアトル系映画館で上映されています。 大阪の2館(シネリーブル梅田、テアトル梅田)で観た際は、それぞれ異なるエピソードが上映されていました。 さて、映画。 主演は、映画館の藻霧さん(片桐はいり)。 場所はキネカ大森の改装前のカウンターと劇場内。 その他、支配人役が川瀬陽太、同僚が佐津川愛美。 エピソードは、 第1話 忘れもののもぎりさん 第2話 うたた寝のもぎりさん  第3話 気にするもぎりさん  第4話 つなぐもぎりさん  第5話 もじもじのもぎりさん  第6話 思い出のもぎりさん どのエピソードがどれだったか、少々あやふやなのですが、第1話はナンセンスもの。 スクリーン下にあった忘れもののスマホ(らしき物体)から発せられた光線でもぎりさんの精神がアブダクションされてしまうというもの。 それほど面白いわけではないのですが、最後に階段を後傾姿でのぼっていくもぎりさんが面白い。 第2話と第3話は続きもので、劇場の座席でうたた寝していたもぎりさんがみた王子様は前野朋哉。 イケてない風貌だが、もぎりさんには王子様。 大雪のある日、最終回前になっても3つのスクリーンに観客はおらず、早じまいしようとしたところへ、件の王子様がキラリと視線を投げかけて現れる・・・ ここまで3本は、監督・脚本は『勝手にふるえてろ』の大九明子。 第4話は、珍しくも映写室が映される一篇。 これまた珍しいフィルム上映で、映写直前でフィルムが切れてしまう。 支配人がフィルムを繋ぐ間、もぎりさんが観客を間を持たせるために、あれやこれやと話をして繋ぐというもの。 第5話は、お客が途切れたのでトイレに行こうとしたもぎりさん。 そこへ立て続けにお客さんがやってきて、もじもじせざるを得ない・・・というもので、第4話とともに片桐はいりのコメディエンヌぶりが愉しめる。 第6話は・・・忘れちゃったなぁ。 映画を観て立ち去る観客に、「映画は面白くっても、つまらなくても、思い出になるものです」云々ともぎりさんが声をかけるんだったか・・・ むかしのテレビの洋画劇場の解説者が言っていた「映画ってホントにいいもんですね」みたいな感じだったような。 後半3本は、鈴木太一の脚本を、『ハローグッバイ』の菊地健雄が監督。 評価は★★★(3つ)としておきます。

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