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LBJ ケネディの意志を継いだ男 (2016)

LBJ

監督
ロブ・ライナー
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3.80 / 評価:127件

記者たち~につながる反独裁政治の傑作

  • nar***** さん
  • 2019年3月29日 20時10分
  • 閲覧数 359
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

後に「記者たち 衝撃と畏怖の真実」で再びタッグを組むウディ・ハレルソンをジョンソン大統領に特殊メイクで仕立てた、ロブ・ライナー監督の傑作。

黒人と白人が平等な社会を実現しようとしたケネディとは正反対のバックグラウンドを持つ実力者のジョンソンが、ケネディに請われて副大統領になり、やがてその人間や理念に惚れこみ、ケネディ暗殺後の大統領就任時にはケネディの理念を継承していく……という教科書のようなはなしではないところがいい。

ジョンソンは短気で口も汚く、周囲から大統領に立候補するよういわれても固辞してきた男。ジョンソンの奥さんは、「自分は民衆に愛されないことを知っているから」と側近にその理由を語る。

この、お互いに若くして結婚したジョンソンの奥さんは「私の父が私を家に連れてきて、あなたを最初に見たとき、それまで連れて来た他の男の子たちとは違う、おまえはようやく男を連れて来たな、と言ったのよ」と、ジョンソンと自分がすぐに結婚しようと思った理由を語るが、そういうプレイベートな会話の隋書に、ジョンソンが「大統領」に匹敵する偉い男になるべき逸材であったことがわかる。

ライナー監督が丁寧に、感動的に描きだしたLBJという男の物語は、こんな南部差別大国のバックグラウンドの人物でも、頭がよくて先見の明がある人なら、国のきたる未来(「100年後には黒人が大統領になっているだろう」)のため、自分も変わることができるということだろう。鑑賞的にはわれわれも自分を変えることはできるのだ、という強い感動的なメッセージであり、トランプや安倍のような反人権主義者、ヘイト容認主義、自己愛に駆られた独裁主義者に対する歴史の事実をもとにした社会的メッセージだろう。

詳細評価

物語
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