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チャイルド・オブ・ゴッド (2013)

CHILD OF GOD

監督
ジェームズ・フランコ
  • みたいムービー 14
  • みたログ 50

2.33 / 評価:43件

脅威の鼻水熱演!(食事中は観ない様に)

  • bakeneko さん
  • 2018年8月6日 10時41分
  • 閲覧数 2111
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

「すべての美しい馬」、「ノーカントリー」、「悪の法則」等の原作者:コーマック・マッカーシーの初期の作品:チャイルド・オブ・ゴッド Child of God (1974)を、俳優でもある:ジェームズ・フランコが原作に忠実に映像化したもので、主演のスコット・ヘイズの鬼気迫る“異常者演技”は夢に出てきそうな怖さであります。

連続殺人鬼を主人公にした一人称視点作品として、「モンスター」、「ヘンリー」、「丑三つの村」、「復習するは我にあり」、「ハッピーボイス・キラー」等に連なる作品で、主人公のレスター・バラードは同じ原作者の「ノーカントリー」の殺し屋:アントン・シガー(ハビエル・バルデム怪演!)を連想させる不条理さを現出させています。

1950年代のテネシーで、住み慣れた家を追われた粗野な男:レスター・バラードは村人との交渉を極力拒んで廃屋を根城にしていた。ある日事故死したカップルを見つけたレスターは美しい女の死体を隠れ家に持って帰り、恋人として扱うが…というお話で、「ラースとその彼女」の様に人付き合いが不器用なだけかと思っていると、次第に行動がエスカレートしてゆく主人公に震撼させられる展開となってゆきます。

凄惨な猟奇殺人を赤裸々に描きながら、粗暴な人間の知性の低さと自制の無さを、いろいろなものを出しながら熱演しているスコット・ヘイズの迫力に引き込まれる作品で、実際に放浪&孤独生活を送った原作者の実体験が物語と主人公にリアリティを付与しています。

「ノーカントリー」や「悪の法則」と同様のアメリカの不条理と粗暴性を抉り出して見せている異色作で、テネシー州には洞窟が多いことも勉強できますよ!

ねたばれ?
1、 本作の舞台となったテネシー州とアトランタの州境にあるチャタヌーガは古生代には珊瑚礁だった鍾乳洞の宝庫で、ロックシティを始めとした観光名所があります。
2、 銃弾を買う金はどこから?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 知的
  • 絶望的
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