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アウト&アウト
2018年11月16日公開

アウト&アウト

1062018年11月16日公開

fg9********

3.0

もう、独りぼっちになるのはイヤです……

…あらすじは、横着をして、解説の次のとおりだけでイイだろう。  『元ヤクザの矢能(遠藤憲一)は、小学2年生の少女・栞(白鳥玉季)と二人で探偵事務所を営んでいた。  ある日、1本の依頼電話が入り指定された場所へ行くと、依頼主は拳銃で撃たれて亡くなっていた。  矢能は、犯人にされかねない状況をなんとかしようとするが、思いがけないことが起こる。』  ストーリー自体は在り来たりだったが、元ヤクザで、今は探偵業を営むという設定は強面の遠藤憲一にはドンピシャの役柄だったな。  しかも、先輩探偵の一粒種の少女・栞の保護者という設定にも和まされたな。  矢能は大人で、栞は小学2年生の子供なのだから、矢能が保護者であることは言うまでもないが、探偵の仕事が舞い込んでくれば、栞はビールと鍋料理で矢能にハッパをかけるのだった。  こんな2人の関係は、仲のイイ夫婦のように見えたが、矢能が危険な目に遭うと、栞はこんなことを言うのだった。  「あなたがいなくなったら、あたしはどうしたらいいんですか?もう、独りぼっちになるのはイヤです……」  いたいけない少女からこんなことを呟かれたら、矢能でなくとも、命に代えてでも護ってあげたくなるわいな~。  終盤、栞に危機が迫る場面が本作の一番のピークだったかな。  他の登場人物では、泥棒紛いの刑事、矢能に運転手として担ぎ出されたヤクザ、議員絡みの道場主、その配下の殺しを請け負った青年、いずれも初めて接する俳優ばかりだったが、なかなかイイ配役だったな。  竹中直人にはもうちょっと活躍して貰いたかったし、要潤の這い上がり議員も今一つ悪さ加減が弱かったかな。  そんな不満も、矢能と栞の仄々とした絡みに帳消しになったのだが……。  あと、矢能と栞のピュアーな関係を際立たせるために、バイオレンス・ディープ度に強烈さが欲しかったかな。  ストーリー的には、オーソドックス(王道)だったものの、遠藤憲一のキャラクターとしては打って付けだったので、連続テレビドラマにしてくれたならば、毎週欠かさず見たくなる3.4点といったところかな。  (メモ 総レビュー数:3526件、2019年度356作品目)

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