ここから本文です

七つの会議 (2018)

監督
福澤克雄
  • みたいムービー 1,395
  • みたログ 6,706

3.97 / 評価:5447件

面白い原作がさらに魅力的に!

  • unt***** さん
  • 2019年2月1日 20時12分
  • 閲覧数 5840
  • 役立ち度 56
    • 総合評価
    • ★★★★★

七つの会議の映画化を知り、「面白いけど、映画にするには地味すぎる気が……」と最初は思っていました。
原作は基本的に一つの企業の中で物語が完結するため、絵的に動きが少なく、多くの登場人物が登場することから、軸となるキャラクターがいないのでは、と予想したのです。

ですが、そうした不安は杞憂でした。

原作より良くなった話のテンポ、ややや大げさな演出……。
こうした映像ならではの利点の積み重ねに加え、個人的に一番良かったと思った点は、八角の魅力が増していたことです。

野村萬斎演じる八角は、原作でも重要キャラクターですが、主要人物の割には出番が少なかったため、それほど魅力的だとは感じていませんでした。

しかし映画では、登場場面が増えたことで、八角により感情移入しやすくなっていたことや、野村萬斎の圧倒的存在感によって、とても魅力的に仕上がっていましました。

野村萬斎の演技は圧巻の一言です。

何を考えているかわからない、ミステリアスな怠け者社員の八角を、表情の使い分けや仕草、発声によって見事に表現していました。
啖呵を切るシーンや、意外な弱さをみせる場面がとても印象的でした。特に弱さをみせる場面では、野村萬斎の年齢が頼りない若者のように見えてしまうくらい、孤独や不安な表情、姿勢を表現していました。

野村萬斎が登場するたびに、場面が彼の存在感に支配されてしまう。

それくらいこの映画にとって、野村萬斎は必要不可欠でした。

もちろん他の役者陣もとても良かったです。
及川光博と朝倉あきのコンビは、二人ともコメディよりの演技がとても上手く、映画の雰囲気を明るくしていました。はまり役でした。

お話も、長い原作を、よく二時間にまとめられたなあ、というくらい、過不足なく見事にまとめられていました。とてもわかりやすかったです。

楽しくハラハラさせてくれる、傑作に仕上がっていました。
とてもお勧めの作品です!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • 楽しい
  • 勇敢
  • 絶望的
  • 切ない
  • かわいい
  • かっこいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ