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七つの会議 (2018)

監督
福澤克雄
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  • みたログ 5,337

4.01 / 評価:4,319件

日本社会の悪いところ満載

  • KSHue さん
  • 2019年5月6日 17時22分
  • 閲覧数 932
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

 ユニークな配役で魅せるブラック企業活劇。
狂言師の野村萬斎、歌舞伎役者の香川照之、片岡愛之助配し、冒頭からいきなり舞台劇のような演出(会議)で始まる映画。パワハラ部長演じる香川さん、上手いな~。
 
 物語はちょっと雑。品質偽装がからんだネジの仕入れ先変更に関して営業部門に嫌疑が及ぶのだが、そんなの普通は営業部門の決裁ではない。品質を決定づける部材の仕入れ先選定にまともな会社の営業は絡まない(絡めない)。技術部・製造部・品質保証部を経て最終的に資材部の決裁。メーカーの人間が観たら興ざめします。

 でも偽装の背景や隠ぺいの思惑は共感すべき点多い。そして主人公の最期の語り。日本文化に古くから根差す武士道「藩のために犠牲になれ」「主君を裏切るなかれ」云々に縛られたサラリーマン。欧米なら「そんな会社やめてしまえ」。でも実は結構守られてるのですがっている弱虫な僕たち。考えさせられるね。

 この映画、キャスティングが良く練ってる。舞台役者さんに加え、悪玉えらいさん役に鹿賀丈史、いじめられ課長役に及川博、善玉えらいさん役に世良公則。大御所に北大路欣也、そして最後の捜査官(ほとんどチョイ役)に役所広司、そこまでやりますかというこだわりのキャスティングに感心。なかでも芸人、藤森慎吾がそのまんまのキャラで演じた経理係長は絶品でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 勇敢
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