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ヒトラーと戦った22日間 (2018)

SOBIBOR

監督
コンスタンチン・ハベンスキー
  • みたいムービー 82
  • みたログ 133

3.64 / 評価:107件

クライマックスは“必殺”♪のテーマ曲で!

  • bakeneko さん
  • 2018年10月9日 13時22分
  • 閲覧数 411
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

第二次世界大戦中にポーランド東部:ルブリン県のソビボル村の強制収容所で1943年10月14日に起こった反乱→大脱走事件の顛末を描いたロシア映画であります。

え~、久々に?日本の映画宣伝部の伝統芸=“タイトル詐欺”が愉しめる?作品で、
ヒトラーは全然出てきませんし、
22日も戦っていません!(列車で輸送された主人公たちがソビボルに到着してから22日後に収容所が蜂起したということです)。
ジャック・ゴールド監督の1987年の英国映画「脱走戦線 ソビボーからの脱出(Escape from Sobibor)」(主演のサーシャを何故かドイツ人のルトガー・ハウアーが演じています!)の久々のリメイク?版で、ユダヤ人ということでミンスクの軍人捕虜集要所からユダヤ人収容所に移されてきたソ連将校:サーシャに率いられたユダヤ人たちの反乱が爆発するまでを描き出してゆきます。
冒頭の列車到着場面で提示されたキャラが直ぐに殺されるという-掟破りの作劇で観客を驚かせてから、お定まりのドイツ将校の横暴とユダヤ人収容者の苦難をこれでもか!とばかりに見せた後に、
クライマックスで、ひとり…またひとり…と慢心しきった将校を誘き寄せて一瞬の隙を突いて身近なものを武器に用いて殺す-TVの“必殺シリーズ”を連想させるサスペンスとカタルシスを放出する反乱劇になっています。

終盤までの感情の溜めがクライマックスでの反撃爆発で一気に開放される作劇が効果的な“収容所もの+反乱大脱走”の力作で、“戦ったのが22日ならば結局全滅したのね…”とミスリード邦題から敬遠誘導されていた私に、“全然違うよ!”と教えてくれた相棒に感謝!


ねたばれ?
1、本映画で描かれた大規模脱走事件の後この収容所は閉鎖され、囚人による反乱で閉鎖に追い込まれた唯一の収容所となり、ソビボルの名は今も残っています。
2、収容所に着いた際の演奏曲が“アイーダの凱旋行進曲”♪って悪趣味だなあ~

詳細評価

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