シドニー・ホールの失踪

SIDNEY HALL/THE VANISHING OF SIDNEY HALL

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シドニー・ホールの失踪
3.6

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作品情報上映スケジュールレビュー

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予告編・動画

作品レビュー(14件)

切ない32.3%知的12.9%悲しい9.7%絶望的9.7%かわいい9.7%

  • dkf********

    3.0

    すべてはラストのためにある

    手放しで面白いとは思わないが、印象には残る掘り出し物的サスペンスだ。 ヘヴィで暗めのストーリーが時間軸をずらして語られるため、途中何度も挫折しそうになったが、ラスト30分ですべての真相があきらかになり、一気に盛り上がった。これならわざわざ時間軸をずらして複雑にする必要はなかったのでは?とも思うが、その技巧があってこその作品ともいえる。 エル・ファニングが実に良い。 監督は本業のロックミュージシャンとの二刀流の人らしく、映画はこれが長編2作目とのことだが、こんな技巧的なストーリーを見様見真似?で撮った割には映画として破綻していないのはたいしたもの。音楽活動はともかく、映画作りにおいては大きく化ける片鱗が感じられる。 高評価借りしたが、聞いたことない作品だと思ったら劇場未公開作とのこと。間違いなくヒットはしなかっただろうが、国産のくだらないテレビアニメ映画なんかよりはるかに観る価値は高いと思うのに、営利優先の日本の映画業界の事情に埋められてしまった不運な一本かもしれない。

  • パームスプリングス

    4.0

    ネタバレ女難は恐ろしい

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ユリ

    4.0

    おもいのほか️

    シドニーの孤独感と風景の、美しさ メロディの健気さ 母親の絶望父親の覚悟 友人の悲惨 どれも何気なく上手く表現していて 引き込まれた そして️所々に老いた猟犬の存在ががほっと させる 秀才だと思う

  • flo********

    5.0

    TOO YOUNG TO DIE

    スターチャンネル のオンデマンドにずっとあり、一度見たときは何となく見てしまっていたのですが、今回ちゃんと見て、改めてよき映画だなと思いました。 映像も美しく音楽も効果的なのですが、流れが少々短調なのと、回想シーンがやたらと多い(というか現在がどこだかわからなくなる流れ)なため、なんとなーく見てしまいがちかも。ただそれだと心に響かないので、腰を据えて観る時間があるときに観ることをおススメします。 「人の生き死には光の粒だ、ピクセルに等しい」みたいな台詞は常々考えていたことをさらっと表現されてしまってやられた感あり。ほかにも印象的な台詞がちょいちょい織り込まれていました。 ローガン・ラーマンは『ウォールフラワー』(大好きな作品)しかり、センシティブな役を演じるのが本当に上手。 いい歳していつまで経っても中二病なんだよ自分はと情けなくなるのですが、自分みたいな奴のために、こういう映画を撮ってくれる監督さんと俳優陣に感謝したい気持ちです。

  • つとみ

    5.0

    文学的作品の中では抜群の面白さ

    「シドニー・ホールの失踪」は、文学的な作品の娯楽性を担保するバランス感覚という意味で、限りなくベストに近い出来だ。 文章を紡ぎたい少年がいて、そして彼はどうなったのか?というシンプルな筋。それを主人公の異なる年代を交互に見せていく、という3つの輪が重なるような構造。 それぞれの年代が少しずつリンクし、ぼんやりと予感させられていた全体像があらわになっていく高揚感が、この映画の娯楽的な醍醐味だ。 一方で、シドニー・ホールという若き天才作家を描くストーリーの方は、観客に淡々と克明に彼の人生を提示する。 その静けさが演出と対となって心に残る。 ありのままを克明に描く、という筆致に長けていたシドニーだが、それを寛大に許容してくれる人物には常に飢えていた。 シドニーが描かんとする物語は写実的で文学的だし、題材は露骨にも思えるものだ。特に彼を有名にした本はタイトルからもわかる通り、「死」へ向かう物語。 「死」へ向かう物語に対して、「死」を肯定されたと感じるのか、「死」に抗えと感じるのかは読み手次第だ。 だからこそ受けとる側の懐の深さや、成熟が求められる。では、本の内容を破滅側に受け止めた読み手が現れたら? それは彼が意図しないまま、彼の手に余るような「写実的であるがゆえの悲劇」を生む。 自分が意図した事が、上手く伝わらず悪い方向に進むなんて、人生には数多くある。その度に傷つき、あるいは傷つけ、後悔したり忘れたり、少しずつ図太くなりながら人は生きていく。 でも、シドニーはその影響力の大きさに対してまだ若過ぎた。 その弱さ故の苦しみが痛々しい。 苦しみの青春映画でありながら、「何故そうなったのか?」というミステリーのような作りは、観客にストレスなく「シドニー・ホール」の生きざまを届けられる素晴らしいアイディアだ。 何故この映画が劇場公開されないのか、不思議でならない。 ローガン・ラーマンの無垢な面影を堪能することも出来る、かなりオススメの映画だ。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
シドニー・ホールの失踪

原題
SIDNEY HALL/THE VANISHING OF SIDNEY HALL

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
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